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プレゼント企画当選者発表♪ [-コラム]

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泣ぐ子はいねがぁぁぁ〜〜〜ッ!!(違


画面のキャプチャ 1 [1].jpg


クリスマスに突発的に開催された『幻影探偵団』のプレゼント企画ですが、
ありがたいことに73名の方が参加されました!!



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それでは抽選を始めたいと思います!!


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リストを短冊状にカットして・・・



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黒い袋に入れてシェイク!シェイク!!シェイク!!!




・・・それでは、引かせていただきます!!




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当選したのは、inao78さんでした!!!!



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当選した『幻影探偵団』は、早速おくらせていただきます!!

28日には到着するようなので、遊んでやってくださいね^^




そんなわけで、プレゼント企画終了です♪

今回プレゼントに用意した『幻影探偵団』は、
梱包ミスなどのトラブル対策用のストックでした。
ゲームマーケットから1ヶ月以上経過し、
特にそういった報告がないので解放して、
みなさんに遊んでもらうことにいたしました。

いやぁ、こんなに参加者が増えるとは思わなかったので、びっくりしましたが、
作者自身も大変楽しませていただきました^^。


年末年始、ゲーム会や家族で、『幻影探偵団』を遊んでいただければ幸いです!!
 
 
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怪人・髑髏王の正体 [-コラム]

『幻影探偵団』の敵となる怪人・髑髏王。

髑髏王はプレイヤーではなく、ゲームシステムの一部なので、
自分について語ることはありませんが、
物語の中心に入る重要なキャラクターです。

4つの探偵団と同様に、設定を作り込みました。



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■髑髏王(どくろおう)
美女の身体を壊れた人形のように解体し、血塗られた芸術作品を作り上げる怪人。『あのお方』に授けられた黄金の仮面は、錬金術師に代々伝わる記録装置。仮面の力で、数百年に渡る凄惨な実験の記憶と技術を脳に送り込まれている。事件現場に『Memento Mori(死を思え)』のメッセージを残す。

■髑髏王の花嫁(どくろおうのはなよめ)
新聞社が付けた、髑髏王事件の被害者の別称。死体は豪華な宝石を身に着け、なぜか腐敗せず、美しい微笑みをたたえている。被害者は娼婦、職業婦人、神社の巫女、陸軍大尉の妻。被害者同士の繋がりは確認されていないが、童話作家・蓮谷千秋の熱烈な支持者だったという。華族の令嬢が行方不明になり現在調査中。
 
■蓮谷千秋(はすやちあき)
編集者すら正体を知らない覆面童話作家。処女作『人形姫』は洋館に迷い込んだ少女が、永遠の命と引き換えに人形になることを選ぶ童話。『あかいとげ』『魔法の時計』『のろいの宝石』などを少女雑誌に発表。死を匂わす幻想的な作風は、一部の女性から熱烈な支持を得ている。




『幻影探偵団』の物語は、髑髏王の正体が蓮谷千秋だと突き止めたところから始まります。
だが、蓮谷もまた編集者すら正体を知らぬ覆面作家だったのです・・・。

蓮谷の作品が掲載されていた少女雑誌は、今で言うところのライトノベルですね。
綺麗な挿絵がふんだんに使われ、当時の女性たちに人気があったようです。

事件の影で暗躍する『あのお方』はゲームをする上で、
まったく関係のないキャラクターですが、
『幻影探偵団』の世界観を知る上で、たいへん重要な人物です。
また、別の機会に紹介いたします。




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『幻影探偵団』に登場する12人の容疑者は、
それぞれ大正時代を象徴する職業や、地位にいる人物です。

髑髏王の正体は、ゲームをやるたびに変わりますが、
それぞれの容疑者で、どんな物語が展開するのか想像するだけでも楽しいですね。




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捜査が行き詰まった探偵団のアジトに、髑髏王から招待状が届きます。

幻影探偵団のメンバーを待ち受ける歯車館には、
プレイヤーを悩ませる様々な仕掛けがあります。
捜査に役立つアクションカードを含め、すべて髑髏王が用意したものなのです。

賢明な探偵団諸君、くれぐれも油断めされるな!!!!





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江戸川乱歩生誕120周年 [-コラム]

『幻影探偵団』のストーリーやコンポーネントは、
江戸川乱歩の作品世界から多くの影響を受けています。

昨日、10月21日は日本を代表する推理小説家、江戸川乱歩の誕生日でした。
しかも、2014年は生誕120周年でもあります!!

現在、江戸川乱歩の作品は、子供向けのものも含め、多くの出版社から出ています。
短編に至っては、いったいいくつあるのか数えきれません。

今回は、乱歩の長編小説をきっちり抑えている、おすすめの出版社をご紹介します。




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まずは春陽堂書店の江戸川乱歩文庫(写真右)
表紙を多賀新が描いており、独特な世界観があります。
本文には挿絵がなく、文字のサイズは小さめです。
昔ながらの活字を楽しみたい方にはおすすめです。
大きめの書店じゃないと、取り扱いがない場合が多いですが、
ハードカバーの復刻本なんかもあるようです。

つづいて東京創元社の創元推理文庫(写真左)
こちらは春陽堂に比べると地味ですが、
背の部分の背景がシリーズを通して繋がるようになっており、
書棚に並べると、圧倒的な存在感があります。



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東京創元社版には、連載当時の挿絵などが収録されており、
初めて乱歩作品を読む場合は、こちらをおすすめしたいです。

ポプラ社から出版されている少年探偵団もの以外をシリーズで集めるなら、
この2社から選ぶことになります。



ゲームマーケットまで、あと1ヶ月を切りました。

今回取り上げた『蜘蛛男』『魔術師』『黄金仮面』『幽霊塔』は、
本格推理小説というよりは、通俗的な冒険小説になりますが、
『幻影探偵団』をプレイする前に、読んでみてはいかがでしょう。


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復讐の探偵団・帝都(ていと) [-コラム]

『幻影探偵団』に登場する4つの探偵団。
いよいよ今回が最後の紹介になります。



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■帝都(ていと)
ズィメン事件の解決に貢献しながらも、
凶弾に倒れた名探偵・平山太郎の意志を継ぐ探偵団。
事務所はすでに解散したが、団員たちは地下に潜り、ある組織に復讐を誓っている。
解決した事件現場には、紋章が刻まれたバッヂを残す。




大正初期、国家を揺るがす事件が発生します。
この事件が原因で、当時の内閣は総辞職することになりました。
ドイツ企業と日本海軍高官による贈賄事件、『シーメンス事件』です。

シーメンス事件の調査には、
日本最古の探偵事務所『岩井三郎事務所』が関与したと言われています。
この岩井三郎事務所には、若き日の江戸川乱歩が在籍していたが、
探偵小説と現実の探偵家業のギャップからか、
すぐに辞めてしまったという話も残っています。

帝都の設定は、こういった逸話をモチーフに作られています。


本来であれば正義の探偵団として紹介できたはずですが、
それでは物足りなさを感じでしまい、
団長殺害に関与した組織の正体を探る、復讐の探偵団になりました。


国家規模の陰謀に立ち向かう復讐の探偵団、それが『帝都』です!!






ゲームの駆け引きには関係のないフレーバー要素ですが、
推理ものにはこういった設定が重要だと感じています。

これらの設定はシートフォルダーの裏面に掲載されているので、
セットアップの合間や、長考されている方がいる時に読んでもらえれば幸いです。

 

 
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革命の探偵団・義死(ぎし) [-コラム]

『幻影探偵団』に登場する4つの探偵団は、
その存在を知りつつも、互いの正体を知らない。
だが、幻影探偵団と呼ばれるのは、自分たちだけで十分だと考えている・・・。



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■義死(ぎし)
地上の楽園、平等社会“ユートピア”の実現を目指し活動する革命結社の探偵団。
『義に生き、義に死す。』をモットーに、主義のために死ぬことを厭わない。
来るべき革命に備え、愚かな軍や警察を出し抜く。
解決した事件現場には、『義』と書かれた赤い布を残す。




『幻影探偵団』は大正デモクラシーと呼ばれる、
自由主義・民主主義運動が盛んだった時代を舞台にしています。

先月までOAされていたNHKの連続ドラマ『花子とアン』にも、
演劇や文学を通じて思想を広めようとする若者たちが登場していましたね。

大正時代を舞台にするなら、思想に命をかける彼らのような存在は不可欠です。

“ユートピア”という言葉は、江戸川乱歩の小説にもよく登場します。
残念ながら昭和に入り、徐々に暗い時代に突入することになりますが、
この時代の人々も、現代を生きる我々のように、
幸せな世界が訪れることを願っていたんでしょうね。




次回は『復讐の探偵団・帝都(ていと)』を紹介いたします。

お楽しみに!!
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神託の探偵団・叶(かのう) [-コラム]

『幻影探偵団』に登場する4つの探偵団には、
当時に時代背景を反映した設定を盛り込んでいます。

どれもクセのある設定ですが、完全に作者の趣味です。




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■叶(かのう)
関東を中心に急速に信者を増やす新興宗教・天叶教会の探偵団。
賽を崇める教主・常磐の御神託を影から支え、信仰を妨げるものに容赦はしない。
人探し、調査に加え、敵対勢力との抗争も担当している。
解決した事件現場には、骨で作られた賽を残す。



明治の神仏分離政策以後、神道が国教となった当時の日本ですが、
多くの新興宗教が誕生しています。
その中には、教祖が予言者であったり、既存の宗教から分離するものまで様々です。
参考にした団体はあるものの、天叶教会は完全にフィクションの存在です。
あえてロゴに英字を盛り込んだり、“教会”として、ぼかしています。

教主・常磐に本当の霊力があるのか、はたまた完全なペテンなのかは設定していません。
祭事に賽(サイコロ)を使うのは、ボードゲームにちなんだ遊びです。

しかし、叶のメンバーは常磐の神託を信じ、それを実現するためなら、
あらゆる手段を問わない妄信者たちです。
敵に回せば、これほど恐ろしい探偵団はいないかもしれません。



次回は『革命の探偵団・義死(ぎし)』について紹介いたします。


引き続きよろしくお願いいたします!!




 
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無頼の探偵団・朧(おぼろ) [-コラム]

『幻影探偵団』には4つの個性豊かな探偵団が登場します。

彼らには帝都・東京を守りながらも、
それぞれ正体を明かせない理由があります。

ゲーム内ではあくまでフレーバー要素になる探偵団の設定ですが、
各探偵団の背景をイメージしながら遊べれば、さらに楽しめるはずです。




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■朧(おぼろ)
はぐれ者の掏摸、詐欺師、盗賊などで構成された探偵団。
警視庁の老警部・伊福部泰造に恩義があり、難事件の捜査に協力する。
裏稼業の者にしかできない非合法な捜査を得意とするが、“殺し”はしない主義。
解決した事件現場には、狐面を残す。



明治の終わりまで、掏摸などの犯罪集団の頭目は、警察と裏で繋がっており、
お金を積めば、盗られたものがかえってきたという話があります。
残念ながらそういった関係は、掏摸の頭目“仕立て屋銀次”の逮捕以降なくなり、
『幻影探偵団』の舞台となる大正末期には、過去のものになっていたようです。
そんな時代を知る老警部に協力する無頼の集団が『朧』です。

大正から昭和初期の盗賊たちを主人公にした小説としては、
浅田次郎の『天切り松 闇がたり』シリーズが有名ですが、
恩義のある老警部が登場することもあり、
『鬼平犯科帳』を思い浮かべた方も多いかもしれませんね。

彼らの活動拠点は銀座。

モボやモガが溢れる社交場で、巧みに情報を仕入れるのか、
はたまた浮かれたヌケ作どもの財布を狙っているのか分かりませんが、
油断ならないスゴ腕の探偵団です。




次回は『神託の探偵団・叶(かのう)』を紹介いたします。

お楽しみに!!
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猟奇的な(?)スタートプレイヤーの決め方 [-コラム]

ドイツゲームなどでは、ジャンケンではなく、
特殊な方法でスタートプレイヤーを決めることがありますね。

『幻影探偵団』でも、ちょっと変わった決め方を採用しています。




最近、事件に巻き込まれたものが、スタートプレイヤーになるのです。




いやいや、事件なんてそんなに巻き込まれないだろう!?と
笑われる方も多いでしょうが、
そこが人の世の面白さでしょうか、テストプレイをしていると、
いろんな反応が返ってきます。

以外と多いのがG(ゴキ)ネタ。たしかに苦手な方には大事件です(笑)

ヨッパライにからまれた。鍵をなくした。
コミックの最新刊を間違えて2冊買った!!などなど、笑えるネタも出てきます。






作者自身、なにか持ちネタはないのかというと、・・・実はあるんです。





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今年の2月頃、深夜まで仕事をした時のこと。

どうにか終電に飛び込もうと玄関のドアを開けたのですが、
鍵をかけようとした瞬間、床に赤いものが点々と続いていることに気がつきます。

最初はトマトジュース的なもの(?)かと思ったのですが、
指で触れてみると、ベタつく血痕でした。

調べてみるとエレベーターホールから事務所を越え、
廊下の奥へと血痕は続いています・・・。


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血痕はちょっと鼻血を出したというようなレベルの量ではなく、
裂けた皮膚からボタボタと流れ落ちた量なのです。

どうしようかと悩んだものの、
カメラを片手に普段は行かない廊下の奥に進んだのです。


しばらく進むと、あるドアの前で血痕が途切れます。


あたりを確認しながら表札を見ると、そこにはなんと・・・


『●●●●探偵事務所』の看板がッ!!!!!


なんと、職場の同じフロアに探偵事務所があったとは(笑)

探偵はなにかしらの事件に巻き込まれたのでしょうか?????


この日は結局、確認できぬまま帰宅し、
翌日に管理人の立ち会いのもと血痕を確認したのですが、
結局、どこからも事件の報告がないという理由で、
大量の血痕は警察に通報されることもなく清掃されてしまいました。

・・・いやぁ、アリなんですね。びっくりでした。






物語としては、ちょっと尻切れトンボですが、
探偵事務所があっただけでも、驚きの事件でした(笑)

探偵小説の主人公のようなネタはなくても、
会話を弾ませて、ゲームを楽しんでもらえるきっかけになれば幸いです!




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