SSブログ

乱歩、青空文庫に登場 [-コラム]

2014年は生誕120周年、2015年は没後50年、

そして2016年、江戸川乱歩の作品群の著作権が切れ、

いよいよ青空文庫に登場することになりました。



rampo.jpg


HPを見ると、短編から長編まで、準備が進んでいるようですね。

青空文庫:江戸川乱歩 作業一覧


すでに処女作『二銭銅貨』が公開され、
2月には短編の代表作とも言える『D坂の殺人事件』『人間椅子』『押絵と旅する男』なども
順次公開されるようです。


昨晩はBS3で、満島ひかりが明智小五郎を演じた『D坂の殺人事件』が放送されましたね。
てっきり古本屋の奥さん役だと思っていたので、びっくりでした^^

満島ひかりが明智小五郎演じるドラマ「江戸川乱歩短編集」


もうしばらく乱歩作品の盛り上がりが続きそうですね。
 
 
 
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

ボードゲームと音楽 [-コラム]

IMG_9999.JPG

先日、『幻影探偵団』を遊ぶ際に、BGMを流したらすごく雰囲気がよかったという話をききました。

オープンゲーム会など、知らない方同士が遊ぶ場では、なかなか難しいですが、
音楽が流れる空間でボードゲームを遊べるのはいいですね。

今回は作者のイメージで、『幻影探偵団』に合いそうな楽曲をいくつかご紹介してみます。
『幻影探偵団』は大正時代が舞台ですが、当時の音楽にこだわるよりも、
都会的でちょっとノスタルジックな音楽が似合うようです。

実際の楽曲があるものは、タイトルからリンク先に飛べるようにしていますので、
どんな曲なのか確認してみてください。



メシアン『トゥーランガリラ交響曲』

メシアン『世の終わりのための四重奏曲』

フランスの現代音楽家メシアンの作品です。
『トゥーランガリラ交響曲』で使用されている電子楽器オンド・マルトノは幻想的で独特な音色。
実相寺監督の乱歩映画でも使われている楽器です。
『世の終わりのための四重奏曲』はメシアンが戦時中、収容所に送られていた際に作曲したもので、
『ヨハネの黙示録』から曲想を得たものです。



ダニー・エルフマンの楽曲群

ティム・バートン監督作品やサム・ライミ監督作品の劇伴でおなじみの音楽家ですね。
『バットマン』や『スパイダーマン』のメインテーマはメジャーすぎるので、
遊ぶ時に作品のイメージが強くなりすぎるかもしれませんが、
映画用に作られた音楽は、イメージを膨らませるにはもってこいですね。






twitterでも、『幻影探偵団』に似合いそうな楽曲を紹介していただきました!



アストル・ピアソラ『ラ・カモーラ:情熱的挑発の孤独』

アルゼンチンの巨匠・アストル・ピアソラ作曲のタンゴ。
マフィアをモチーフにした楽曲ですが、
緊張感があり軽快なリズムは『幻影探偵団』にピッタリですね。



ブリジット・フォンテーヌ『ラジオのように』

ゲーム中にボーカル曲は苦手という方もいらっしゃるとは思いますが、フレンチPOPの名曲をご紹介。
60〜70年代の楽曲は、独創的な試みをされていて面白いですね。



国民的名探偵なあの曲

たぶん今、日本で名探偵といえば、みんなこの方を連想するんでしょうね^^
『太陽にほえろ!』『スーパー戦隊シリーズ』で知られる大野克夫の軽快なメロディは耳に残ります!!
真相解明の大一番に使ってみてはいかがでしょう。
(ちなみに『ルパン三世』『犬神家の一族』は大野雄二)






『幻影探偵団』意外のボードゲームを遊ぶときも、
それぞれにあった曲をかけられれば、さらに盛り上がりそうです!!
気に入ったゲームに合う楽曲を探すのも、楽しみ方のひとつかもしれません。
 
 
 
 
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

江戸川乱歩没後50年 [-コラム]

昨年の江戸川乱歩生誕120年につづき、
今年は江戸川乱歩没後50年になります。

命日は7月28なので、もうじきですね。


今週、乱歩没後50年作品として、アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』が始まりました!!

乱歩作品群を原案として、オリジナルストーリーで展開する作品なのですが、
1話を観た感じでは、かなり期待が持てそうです。

影男や、髑髏の仮面など、『幻影探偵団』とリンクする部分も多いはず^^。


乱歩奇譚 Game of Laplace

登場人物の名前も、乱歩作品から流用されているようなので、
調べてみると面白そうですね。




IMG_7892.jpg

昨年発売された『江戸川乱歩の迷宮世界』は、全作品の紹介文や、美女図鑑など、
乱歩作品に触れるきっかけになる記事がたくさん掲載されています。

『幻影探偵団』や『乱歩奇譚』に興味のある方にはおすすめですよ。
 
 
宮崎監督がジブリ美術館で『幽霊塔』の企画展を開催しますし、
来年は乱歩作品の著作権が切れ、青空文庫でも読めるようになります。

まだまだ乱歩先生の話題は尽きないですね!!
  
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

骸骨王あらわる!! [-コラム]

IMG_7884.JPG

EJIN研究所様の推理ゲーム『犯人は探偵の中にイる』の
拡張カードセット『骸骨王vsボドゲ探偵』が発売されました!!

この拡張セットは、以前にもお知らせしましたが、
『幻影探偵団』とのコラボ作品になっており、
現代に蘇った髑髏王の模倣犯・骸骨王(がいこつおう)が登場します。



IMG_7883.jpg

カードセットを見ると、な、なんと・・・あの影男まで!!!!

基本セットのカードを一部差し替えて遊ぶ仕様になっています。
基本セットでは、探偵たちの中に身を隠し、あぶり出されるだけの犯人でしたが、
今回は残忍な殺人鬼・骸骨王となって、探偵たちに襲いかかります。

影男、招待状、回転ノコギリなど、
『幻影探偵団』をプレイした人なら、ニヤリとできるネタ満載になっています!

もちろん、未プレイの方にもオススメです^^。



IMG_7885.jpg

説明書のデザイナーズノートには、『幻影探偵団』についても書かれています。
褒められ過ぎて、ちょっと恥ずかしい気もしますがwww



IMG_7886.jpg

この拡張セットには、『幻影探偵団』で使える髑髏王カードを封入させていただきました。

『犯人は探偵の中にイる』のファンにも遊んでいただければ幸いです。


拡張カードセット『骸骨王vsボドゲ探偵』は、イエローサブマリン各店で取り扱いされています。
詳しい情報は、下記のリンクにお問い合わせください。


『犯人は探偵の中にイる』公式HP


EJIN研究所
 
 
 
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

髑髏王ふたたび!? [-コラム]

CEM6gxtVEAEOls5.jpg20large.jpg

早いものでゲームマーケット2015春から1ヶ月。
あっという間ですね。

すっかり報告遅くなりましたが、
推理ゲーム繋がりということでEJIN研究所様に委託しました
『幻影探偵団』ははやい時間に完売いたしました。
購入していただいた皆さん、ありがとうございました!!




CG1cGufUIAAlimb.jpg-medium.jpeg

犯人は探偵に中にイる 拡張カードセット
『骸骨王VSボドゲ探偵』

そんなご縁もあり、EJIN研究所様の推理ゲーム『犯人は探偵の中にイる』の追加パックは、
『幻影探偵団』をオマージュしたカードセットになりました!!



IMG_7717.jpg

先日テストプレイをさせていただきましたが、
『犯人は探偵に中にイる』のオリジナル版では潜伏していることが多かった犯人が、
かなり攻撃的になり、探偵を殺しまくる展開になっていました。

このときは探偵役で参加し、無惨にも惨殺されてしまいました・・・orz


IMG_7719.JPG

拡張パックの犯人は、なんと骸骨王(がいこつおう)!!
『幻影探偵団』でおなじみの髑髏王の模倣犯になります。

『幻影探偵団』の元になった『アイオーンの時計屋敷』のストーリーでは、
都市伝説となった髑髏王事件は昭和のおわりに映画化され、
平成に入ると新たな模倣犯を生み出すことになっていました。

今回の骸骨王には、そんな裏設定が使われています。

ゲームのルール等は、EJIN研究所様のオリジナルになっているので、
今回の件は客演みたいなものだと思ってください^^


発売は6月下旬を予定しています。
価格や仕様など、続報が入りましたら、こちらでも告知させていただきます。



EJIN研究所

犯人は探偵の中にイる




こりゃ、『幻影探偵団』も負けてられませんね。
久々に創作意欲が湧いたので、ちょっとステキなものをご用意したいと思います。

髑髏王ファンの皆様はお楽しみに♪(いるのか?



 
 
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

デザインフェスタ VOL.41に行ってきた その3 [-コラム]

引き続きデザインフェスタで見かけた作品を紹介いたします。

今日はイラスト作品がメインですが、
本当にたくさんの作品が出展されています。
ここで紹介するのはほんの一部です。


IMG_8377.JPG

イラストを描かれている方は、ポストカードを売っていることが多いですが、
中にはミニサイズの絵本や、ノートまで販売しているところもありました。



IMG_8386.JPG

好事万屋・鳴弦堂
妖怪のトレカも発見!!
このイラストでカードゲーム作ったら面白そうですね。



IMG_8414.jpg

マスダユタカ
仕掛けのある本もありました。
実際の風景を立体的に再現していてスゴイです!!


IMG_8425.JPG

yui
雰囲気のあるこちらの仕掛け絵本は『不思議の国のアリス』です。
四面広げた状態でディスプレイできるのがいいですね。



IMG_8410.JPG

NiSHI24
黒地の塩ビを削って描かれたイラスト。
裏から反射する銀紙などを重ねることで独特の発色をします。
現物は写真の何倍もかっこいいです!!



IMG_8397.JPG

零式製作所
消しゴムハンコで作られたイラストですが、
なんと、オリジナルのハンコの販売もされていました!!もちろん一点もの!!



IMG_8398.JPG

TAKI
会場では、パネルにイラストを描いている方も多数いらっしゃいました。
持ち帰れるんでしょうか!?廃棄するにはもったいないクオリテイです!!!!



IMG_8462.JPG

silent letter
11月に個展を開かれるようですね。
撮影する際は、念のため声をかけさせていただいています。



IMG_8417.JPG

空想科学美術研究所ミルザム
自作の怪獣フィギュアを画像合成して、昭和テイストの映画チラシを制作されています。
ロビーカードまであるとはマニアックですね♪



IMG_8421.JPG

彼方 彩
ファンの方が集まっているブースも多く、
こちらもたくさんの方が、作家さんとやりとりをしていました。



IMG_8452.JPG

IMG_8453.jpg

PROJECT.CK
イラストをメインにTシャツ、ステッカー、パネルといった、
グッズ展開をするブースも多かったですね。



IMG_8459.JPG

NiJi$uKe
もちろん大型のイラストを販売しているところもあります!!
当然配送になるんでしょうね。



IMG_8454.JPG

フシ穴西東京
架空の世界の街並や、地図を描いた作品もありました。
この絵柄でボードゲーム作れたらかっこいいでしょうね。



IMG_8461.JPG

ネゴシックス
『ベストフレンド』でおなじみのこの方も出展されていました!!
芸能人の方々が、何人か集まって出展されていたようです。



IMG_8435.JPG

箱街工房
額縁の中に、小さな家が造られています。
かなり精密に出来ていて、LEDの光りが点灯します。




IMG_8376.JPG

黒ねこ意匠


IMG_8396.jpg

あおいヒヨコ


IMG_8443.JPG

ぐにゃにゃんこ

やはり猫モチーフの作品は大人気で、
イラストや立体物など、たくさんありましたね。




IMG_8366.JPG

杢杢工房
個人的には天然木材などをつかった文房具が気になりました。
こういう出展物の幅の広さも、デザフェスの魅力のひとつですね。




IMG_8372.JPG

zessan


IMG_8375.JPG

PANDA★ROCKS

そうえば、かぶり物の出展を多く見かけましたが、
これってデザフェスの伝統なんでしょうか!?
浴衣でスチームパンクなマスクを装着したカップルがいましたが、暑くないのかと^^。



駆け足で紹介しましたが、お楽しみいただけたでしょうか。

1日まわった感想として、ゲムマと両方いっぺんに見てまわるのはかなりハードですねぇ。
限られた時間の中で、まわるブースを絞ればやれないことはないでしょうけど。

とはいえ、せっかくに機会です。
ゲームマーケットと違った魅力のあるイベントですので、
ちょっと覗いてみてはいいかがでしょうか。


ゲムマ出展者の方々も、新しい交流を持てるチャンスかもしれません。
秋のゲムマに向けてチェックしてみてください!!
 
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

デザインフェスタ VOL.41に行ってきた その2 [-コラム]

今回はデザインフェスタで見かけた作品を紹介したいと思います。

まったくの下調べなしで会場入りしたので、
見逃したものもあるかもしれませんが、
ボードゲーム関連のブースもいくつかあったようです。


IMG_8420.JPG

ヤマモトナオキ
ギリシャ神話をモチーフにしたトランプや、
古事記をモチーフにしたタロットを販売していました。


IMG_8444.JPG

IMG_8445.JPG

しのうじょう
『ALL GREEN』を制作された、しのうじょうさんのブース。
オリジナルカードゲーム制作コーナーでは、
大人から子供までたくさんの方が参加されていました。



コスト的に厳しいかもしれませんが、
コンポーネントに加えてみたい素敵な作品もたくさんあります!


IMG_8364.JPG

IMG_8365.JPG

イワシ金属化
リアルですね!それもそのはず、実物から型起こしをしているとのこと。



IMG_8371.JPG

IMG_8369.JPG

FACTRY53
小サイズですが、それぞれ個性がありますね。
お菓子とドッキング出来るのも面白いアイデアです。



IMG_8381.JPG

モスクワ工芸
ドット画やブロックのように角張った動物たち。
驚くことに、間接部にゴムが入っており稼働するんです!!



IMG_8388.JPG

IMG_8387.JPG

カミカラ
こちらのペーパークラフトは、それぞれ趣向をこらしたギミックが盛り込まれています。
ひとつ購入したかったのですが、会場をまわっているうちに、場所がわからなくなり断念。
デザフェスでは気になるブースの番号はチェックした方がいいでしょう。



IMG_8392.jpg

IMG_8394.JPG

FHMO-DESIGNS
木製の作品も多数出展されていました。
これだけたくさんの動物がいるとイメージ湧きますね。



IMG_8434.JPG

木工 くま吉
ひとつずつデザインの違うキャラクターたち。
作家さんとお話させていただいたところ、ご夫婦でギャザを遊んでいるとのこと。
1点もののゲームとか作ってもらいたいですね!



IMG_8428.JPG

MPM
レーザーでパーツを断裁して組み立てるゼンマイ仕掛けのロボット。
残念ながら試作品とのことでしたが、かなり欲しいです!!



IMG_8438.JPG

造形三家屋
ヘックスに乗ったオリジナルのフィギュアたち。
ミニチュアゲームとしても使えそうですが、
作家さんが不在で詳しいことは訊けませんでした。



IMG_8406.JPG

DAMYS
時計の部品などを使ったアクセサリー類はたくさんありました。
やはり女性向けが多いようですが、好きなモチーフなだけに気になります。



IMG_8456.JPG

Kamaty Moon
スチームパンクも根強い人気のようですね。
こちらの作品は、その中でもクオリティの高いお気に入りです!



IMG_8450.JPG

電脳大工
稲荷系(?)の作品も多く見かけました。
手ぬぐいや、和小物が多いですが、こちらは戦国武者のフィギュア。



IMG_8367.jpg

透明標本や、実物の頭骨などを扱うブースもたくさんあります。
小動物の頭骨なら、コンポーネントに使えるでしょうか!?



IMG_8430.JPG

deme*tyoubi
フェルトなどを使用した作品も多いですね。
こちらのランチュウはかなりインパクトがありました!



IMG_8416.JPG

おがわこうへい


IMG_8447.JPG

GEOCRAPER

いくつかの作品は、東急ハンズに出展されていて、何度か見かけたものもあります。
デザフェスからスカウトされるケースもあるのでしょうか?



IMG_8415.JPG

匠屋
レーザーや3Dプリンターを駆使した作品も多く出展されていました。
こちらの時計はレコード盤をレーザーでカットしているそうです。



IMG_8389.JPG

IMG_8391.JPG

のらとりえ
電子部品を使った作品たち。
カチカチとクリック感を楽しみながら、音や色の変化を楽しめます。
こういう感触大事ですよね。



IMG_8404.jpg

Speakerscorner
耐久ガラスを使ったアクセサリーです。
ガラスの中に金属などを混ぜて作るのですが、本当に美しいです。





時間がある時に、作家さんやブース名も追加したいですね。
次回もイラストなどを中心に、デザフェスで見かけた作品を紹介いたします。


つづく
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

デザインフェスタ VOL.41に行ってきた その1 [-コラム]

IMG_8355.JPG

毎年春と秋に開催されるデザインフェスタ(通称デザフェス)。
ビックサイトの西ホール全館と野外展示場を使用して、
2日間にわたり開催されるイベントに久々に一般参加してきました。


IMG_8356.JPG

というのも、11月22日に開催されるゲームマーケット2015秋は、
このデザインフェスタと同日開催になります。

様々な表現者が集まるイベントなので、
ボードゲーム制作の参考になるかもしれません。
会場で撮影した画像を何回かに分けてまとめてみます。



今回は会場の様子をざっくりとご紹介!!



IMG_8358.JPG

17日(日)の朝10時30分過ぎに到着しましたが、
会場はゲムマより1時間遅い11時。
とはいえ19時まで開催されているので、かなり余裕があります。

西館全体を使えるため、入場口は1階だけではなく4階にもあります。
会場20分前に列に並びましたが、分散してもこの行列です。


IMG_8362.JPG

4階でも複数の入場口から入れるため、行列がさらに分散してるので、かなり楽ですね。
ゲムマでもこういう待機列を採用して欲しい。


IMG_8403.JPG

会場内は女性の方が多い印象ですね。
ブースはゲムマと同じテーブルのものから、
持ち込んだと思われるラックで展示していところもあり様々。


IMG_8426.JPG

1階ではライブが開催されていました。
4階でも映像の上映など、表現の幅が広く自由な空気を感じられます。


IMG_8409.JPG

食事できるところも多く、屋外にもワゴンでの販売もありました。
イベントには、こういう楽しみも必要ですよね。
自分はゲムマに出展しているときは余裕がなく、いつも持ち込んだアンパンかじってますがw


IMG_8464.JPG

会場のマップは無料配布になっています。
とはいえ、出展者数が凄まじく多いので、ブースの名称のみになっていました。


この日は開始時間の11時に4階から入場し、端から端まですべてのブースを見て回りましたが、
最後のブースを見終わったのが16時過ぎでした。
同日開催のゲムマと両方見て回るのはかなり大変そうですね。

デザフェスは前日の21日にも開催されているので、
全クリアを目指したい方は、2日連続参加を目指すのもいいかもしれません。


次回から、デザフェスで見かけた作品を紹介したいと思います。



つづく
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

髑髏王の花嫁 [-コラム]

美女を切り刻み、血塗られた芸術品に変えてしまう連続猟奇殺人犯・髑髏王。

その犠牲者は、どんな姿にされてしまうのだろう?

基本的には、遊んでいただいている方々のイメージにお任せしているのですが、
今回は作者のイメージに最も近いものをご紹介。


IMG_7505.jpg

植物少女園『匣入り加菜子』

京極夏彦原作のアニメ『魍魎の匣』のヒロインをイメージして制作されたフィギュアですが、
圧倒的な美しさを誇っています。

画像の作品は着色を友人のモデラーにお願いしたものですが、
まつげを植毛、透き通る白い肌の下には青い血管も浮き出ているすばらしい仕様なのですが、
写真技術が拙いせいで、魅力の半分も引き出せていないのが残念です。


『魍魎の匣』は実写版もありますが、個人的にはアニメ版が大好きです。



『幻影探偵団』の物語の中で、
『髑髏王の花嫁』と呼ばれている犠牲者たちには、ある秘密があります。

それに関しては、マニュアルに掲載されているマルチエンディングで語られていますが、
皆さんはどのような姿を想像しているのでしょう。
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

幻影城への招待 [-コラム]

『幻影探偵団』というタイトルから、
『HUNTER×HUNTER』に登場する幻影旅団をイメージする方もいらっしゃるようです。

たしかに最初の頃は、ネットで検索すると「『幻影旅団』では?」と、
グーグル先生から確認されたこともありましたね(笑)

古い探偵小説がお好きな方には、すぐにピンとくるのでしょうが、
実は『幻影探偵団』は、江戸川乱歩の世界観をイメージしたタイトルなのです。


今回は、『幻影探偵団』にゆかりのある、ある場所をご紹介しましょう。




IMG_6860.jpg

この建物の外観を見ただけで、どこか分かる方は探偵小説マニアですね^^。

ここは豊島区にある、江戸川乱歩が晩年を過ごした家です。

引っ越し魔として知られていた乱歩ですが、
この場所を気に入り、1934年から70歳で亡くなるまで住み続けました。


IMG_6861.jpg

現在は立教大学が管理し、『旧江戸川乱歩邸』として一般公開されています。

ただ、公開日が平日の水金のみなので、なかなか行けませんね。
また、入試など、大学が休みになるときは、休館してしまうので、
行く前にHPで確認することをおすすめします。

旧江戸川乱歩邸



写真撮影OKでしたので、邸内の様子をご紹介しましょう。



IMG_6853.jpg

こちらは乱歩が『幻影城』と呼んでいた土蔵です。
この土蔵は、乱歩が建てたものではなく、もともとこの家にあったものだそうです。

『幻影探偵団』のネーミングを考えていた時、
この『幻影』という言葉真っ先に浮かびました。




乱歩ファンにはおなじみですが、なんとこの土蔵の中には・・・




IMG_6858.jpg

みつしりと本が詰まっているのです!!!

残念ながらガラス越しでの公開です。

蒐集・整理魔として知られていた乱歩の蔵書に関しては、
『幻影の蔵―江戸川乱歩探偵小説蔵書目録』という本まで出ています。

乱歩の『幻影城』『続・幻影城』という探偵小説評論集も有名ですね。
トリックなどの分類、海外のミステリ小説の紹介など、
探偵小説好きのボードゲーマーなら、楽しめる本なのでおすすめです。


IMG_3665.JPG

乱歩邸のリビングルームです。
写真には写っていませんが、乱歩の愛用品といっしょに、仕事机などが公開されています。
学芸員の方がいるタイミングだと土蔵のある庭から見ることができます(いない場合はガラス越し)。




IMG_3648.JPG

IMG_3665.JPG

乱歩邸の庭と玄関にも展示があります。
メインは出版物ですが、乱歩の直筆原稿や、貴重な資料が公開されています。



IMG_6855.jpg

これは『黄金仮面』のマスクですね。
当時の挿絵と比べるとカワイイ感じがします。



IMG_3631.jpg

『陰獣』の切り絵は、春陽文庫用のものでしょうか。



IMG_3667.JPG

『うつし世は夢 よるの夢こそ まこと』

乱歩直筆の色紙です。いくつかバリエーションも展示していました。




展示内容は、気分次第で入れ替わるそうです(かなりざっくり

昨年は、『乱歩生誕120周年』、今年は『乱歩没後50周年』になります。

乱歩ファンの方は、ぜひ一度行ってみてください!!
 
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム