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無頼の探偵団・朧(おぼろ) [-コラム]

『幻影探偵団』には4つの個性豊かな探偵団が登場します。

彼らには帝都・東京を守りながらも、
それぞれ正体を明かせない理由があります。

ゲーム内ではあくまでフレーバー要素になる探偵団の設定ですが、
各探偵団の背景をイメージしながら遊べれば、さらに楽しめるはずです。




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■朧(おぼろ)
はぐれ者の掏摸、詐欺師、盗賊などで構成された探偵団。
警視庁の老警部・伊福部泰造に恩義があり、難事件の捜査に協力する。
裏稼業の者にしかできない非合法な捜査を得意とするが、“殺し”はしない主義。
解決した事件現場には、狐面を残す。



明治の終わりまで、掏摸などの犯罪集団の頭目は、警察と裏で繋がっており、
お金を積めば、盗られたものがかえってきたという話があります。
残念ながらそういった関係は、掏摸の頭目“仕立て屋銀次”の逮捕以降なくなり、
『幻影探偵団』の舞台となる大正末期には、過去のものになっていたようです。
そんな時代を知る老警部に協力する無頼の集団が『朧』です。

大正から昭和初期の盗賊たちを主人公にした小説としては、
浅田次郎の『天切り松 闇がたり』シリーズが有名ですが、
恩義のある老警部が登場することもあり、
『鬼平犯科帳』を思い浮かべた方も多いかもしれませんね。

彼らの活動拠点は銀座。

モボやモガが溢れる社交場で、巧みに情報を仕入れるのか、
はたまた浮かれたヌケ作どもの財布を狙っているのか分かりませんが、
油断ならないスゴ腕の探偵団です。




次回は『神託の探偵団・叶(かのう)』を紹介いたします。

お楽しみに!!
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