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円形チップのつくりかた その2 [・手づくり講座]

それでは前回に引き続き、円形チップのつくりかたです。

今回は円形に切り抜いたプリントをきれいに貼る方法をご紹介します。


IMG_3542.jpg

萬印堂25mm白チップに対し、
『傾国-KEIKOKU-』では26.5mmにカットしたプリント(右)を使っていますが、
この大きさについては、チップのデザインや好みによって微調整した方が良いでしょう。



IMG_3381.jpg

貼り込みにはスプレーのりは使わず、トンボの『消えいろPIT G』を使用しています。

スプレーのりは使用には注意が必要なので、広い面を接着する時以外では、
なるべく使わない方がいいでしょう。


IMG_3525.jpg

消えいろPIT Gは、のりが青色で塗った部分がわかりやすく、
乾けば透明になるので、乾燥具合も確認しやすい優れもの。

のりはチップではなく、
プリントの内側から外側にしっかり塗っていきます。

特に外側に塗り残しがないように注意しましょう。

作業する時はミスプリントの裏紙などしたに敷き、
はみ出たのりが付着しないようにしています。

こまめに裏紙を交換しながら作業を進めましょう。


IMG_3532.JPG

のりのついたプリントを円形チップに貼り込みます。

プリントの図案のセンターに合うように微調整しながら貼るのがいいでしょう。

余った部分は円形チップの外周部に沿うように折っていきます。


IMG_3538.JPG

ざっくりと出来たところで、円形チップを裏側から押さえ、
フェルトなどのやわらかい布にゆっくりこすりつけてます。

この作業により、接着面にしっかりと均等に力が加わり、
フラットな面を作ることができます。


IMG_3536.JPG

さらに画像のように側面部も、回しながら接着面をフェルトにこすりつけつことによって、
きれいに仕上げることができます。

ただ、力を入れすぎると、プリントのトナーが剥がれたり、
チップにゆがみが出てしまうのでご注意を^^。


IMG_3541.JPG

上手に仕上げれば、こんな具合に円形チップが仕上がります。

何度かテストが必要でしょうが、慣れれば量産することも可能ですよ。



IMG_3159.jpg

『傾国-KEIKOKU-』の場合、1セットに17個の円形チップが使われています。

30セット用意するには510個。

100セットだと1700個する必要がありますが・・・^^



それでもコンポーネントの中に円形チップがあると映えますよね!!
けして楽な作業ではありませんが、チャレンジしてみる価値はあると思います。

今回試した方法以外にも、円形チップを量産する方法もあるでしょう。
多めに部材を取り寄せて、自分なりの方法も模索してみてください。

そして、もっと手軽に、もっときれいに仕上げる方法があれば、ぜひとも教えてください^^



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コメント 4

鷹城

勉強になりました。
参考にさせて頂きます。
by 鷹城 (2018-02-02 18:51) 

RYO

鷹城さん>
古い記事ですが、参考になれば幸いです^^
by RYO (2018-03-10 00:02) 

てる

参考にさせていただいています。

初歩的なことかもしれないのですが、
印刷する際に使用している用紙なんですか?
by てる (2018-11-01 15:37) 

RYO

てるさん>
こんにちは!
普通のコピー用紙です。
by RYO (2018-11-02 23:06) 

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