ボードゲームと音楽 [-コラム]
先日、『幻影探偵団』を遊ぶ際に、BGMを流したらすごく雰囲気がよかったという話をききました。
オープンゲーム会など、知らない方同士が遊ぶ場では、なかなか難しいですが、
音楽が流れる空間でボードゲームを遊べるのはいいですね。
今回は作者のイメージで、『幻影探偵団』に合いそうな楽曲をいくつかご紹介してみます。
『幻影探偵団』は大正時代が舞台ですが、当時の音楽にこだわるよりも、
都会的でちょっとノスタルジックな音楽が似合うようです。
実際の楽曲があるものは、タイトルからリンク先に飛べるようにしていますので、
どんな曲なのか確認してみてください。
メシアン『トゥーランガリラ交響曲』
メシアン『世の終わりのための四重奏曲』
フランスの現代音楽家メシアンの作品です。
『トゥーランガリラ交響曲』で使用されている電子楽器オンド・マルトノは幻想的で独特な音色。
実相寺監督の乱歩映画でも使われている楽器です。
『世の終わりのための四重奏曲』はメシアンが戦時中、収容所に送られていた際に作曲したもので、
『ヨハネの黙示録』から曲想を得たものです。
ダニー・エルフマンの楽曲群
ティム・バートン監督作品やサム・ライミ監督作品の劇伴でおなじみの音楽家ですね。
『バットマン』や『スパイダーマン』のメインテーマはメジャーすぎるので、
遊ぶ時に作品のイメージが強くなりすぎるかもしれませんが、
映画用に作られた音楽は、イメージを膨らませるにはもってこいですね。
twitterでも、『幻影探偵団』に似合いそうな楽曲を紹介していただきました!
アストル・ピアソラ『ラ・カモーラ:情熱的挑発の孤独』
アルゼンチンの巨匠・アストル・ピアソラ作曲のタンゴ。
マフィアをモチーフにした楽曲ですが、
緊張感があり軽快なリズムは『幻影探偵団』にピッタリですね。
ブリジット・フォンテーヌ『ラジオのように』
ゲーム中にボーカル曲は苦手という方もいらっしゃるとは思いますが、フレンチPOPの名曲をご紹介。
60〜70年代の楽曲は、独創的な試みをされていて面白いですね。
国民的名探偵なあの曲
たぶん今、日本で名探偵といえば、みんなこの方を連想するんでしょうね^^
『太陽にほえろ!』『スーパー戦隊シリーズ』で知られる大野克夫の軽快なメロディは耳に残ります!!
真相解明の大一番に使ってみてはいかがでしょう。
(ちなみに『ルパン三世』『犬神家の一族』は大野雄二)
『幻影探偵団』意外のボードゲームを遊ぶときも、
それぞれにあった曲をかけられれば、さらに盛り上がりそうです!!
気に入ったゲームに合う楽曲を探すのも、楽しみ方のひとつかもしれません。
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