化粧箱を作る [・印刷入稿にチャレンジ]
今回はいよいよ化粧箱です。
これまでのように萬印堂のテンプレートに、
『傾国-KEIKOKU-』のデザインをレイアウトしていきます。
こちらがフタのテンプレート。
そしてこちらがソコのテンプレート。
サイズの違いはありますが、当然ながらよく似たテンプレートなので、
間違えてレイアウトしないように注意したいですね。
濃いピンクと黄色の部分が化粧箱になり、
薄いピンクの部分は化粧箱の内側に折り込まれたり、断裁される部分になります。
『傾国-KEIKOKU-』は化粧箱をタテにしたデザインなので、
いただいたテンプレートを90度回転して作業をすすめています。
Photoshopで制作した化粧箱の画像はこんな感じです。
フタ(上)は画像扱いで制作したロゴは配置していますが、
微調整が必要なフレームなどは含まれていません。
ソコ(下)も文字要素は入れずに作業をすすめています。
こちらの画像には含まれていませんが、テンプレートのデータを取り込み、
別レイヤーとして配置しています。
後でテンプレートに貼り込んだ時に寸法がズレないように調整するためです。
もちろん、側面部を別のデータに分ける方法もありますが、
今回は背景部分の画像をつなげたままのデザインにしたかったので、
このような方法を取りました。
テンプレートに貼り込むとこんな感じになります。
文字要素や追加の画像、それに金色のフレームを追加しています。
ガイドラインを表示していますが、このままだとちょっと分かりにくいでしょうか。
タチキリ(実際の化粧箱のサイズ)でトリミングしてみました。
だいぶ分かりやすくなりましたね。
実物を見てみましょう。
化粧箱は印刷した紙を、厚紙に貼付けて制作されるので、
円形チップ同様、多少のズレが生じる場合があります。
『傾国-KEIKOKU-』のようにフレームをつけたデザインは、
ズレが目立ちやすいのですが、大丈夫なようですね。
テンプレートにあった黄色の部分が、文字などを配置するエリアなのですが、
今回はギリギリにフレームをレイアウトしています。
裏にすると貼られた印刷面が折り返されているのがわかります。
全面に画像をレイアウトする場合は、できればここまで延長しておきたいですね。
ソコも見てみましょう。
フタがかぶさる部分にも印刷を延長できるので、
デザインするときに工夫したいところです。
ソコには文字要素がたくさん入りますが、
ギリギリの位置文字を配置すると見栄えが悪くなることがあります。
展開図の状態ではなく、立体になることを想定してデザインするとよいですね。
『傾国-KEIKOKU-』ではテンプレートの指示より広く取り、
8mm程度開けてありますが、実際に仕上がったものを見ると、
10mmでもよかったかもしれません。
化粧箱のキャッチコピーなどの文字要素は、
行間や文字詰めにもひと手間かけると、格段に見栄えが良くなります。
面倒ですが、やっておいて損はないでしょう。
出来上がった化粧箱はこんな感じに納品されます。
中身はカラですが、箱を閉じた状態になっています。
見た目より軽いのですが、とにかく場所を取りますので、
納品されたら早めに箱詰めしたいですね。
木製コマは既製品を取り寄せているので、
萬印堂への入稿物はこれで最後となります。
次回はちょっと専門的になりますが、印刷濃度について説明したいと思います。
できればインクやトナーについても軽く触れるつもりですが、
あまり長くならないように注意したいところです。
それではまた次回!!
これまでのように萬印堂のテンプレートに、
『傾国-KEIKOKU-』のデザインをレイアウトしていきます。
こちらがフタのテンプレート。
そしてこちらがソコのテンプレート。
サイズの違いはありますが、当然ながらよく似たテンプレートなので、
間違えてレイアウトしないように注意したいですね。
濃いピンクと黄色の部分が化粧箱になり、
薄いピンクの部分は化粧箱の内側に折り込まれたり、断裁される部分になります。
『傾国-KEIKOKU-』は化粧箱をタテにしたデザインなので、
いただいたテンプレートを90度回転して作業をすすめています。
Photoshopで制作した化粧箱の画像はこんな感じです。
フタ(上)は画像扱いで制作したロゴは配置していますが、
微調整が必要なフレームなどは含まれていません。
ソコ(下)も文字要素は入れずに作業をすすめています。
こちらの画像には含まれていませんが、テンプレートのデータを取り込み、
別レイヤーとして配置しています。
後でテンプレートに貼り込んだ時に寸法がズレないように調整するためです。
もちろん、側面部を別のデータに分ける方法もありますが、
今回は背景部分の画像をつなげたままのデザインにしたかったので、
このような方法を取りました。
テンプレートに貼り込むとこんな感じになります。
文字要素や追加の画像、それに金色のフレームを追加しています。
ガイドラインを表示していますが、このままだとちょっと分かりにくいでしょうか。
タチキリ(実際の化粧箱のサイズ)でトリミングしてみました。
だいぶ分かりやすくなりましたね。
実物を見てみましょう。
化粧箱は印刷した紙を、厚紙に貼付けて制作されるので、
円形チップ同様、多少のズレが生じる場合があります。
『傾国-KEIKOKU-』のようにフレームをつけたデザインは、
ズレが目立ちやすいのですが、大丈夫なようですね。
テンプレートにあった黄色の部分が、文字などを配置するエリアなのですが、
今回はギリギリにフレームをレイアウトしています。
裏にすると貼られた印刷面が折り返されているのがわかります。
全面に画像をレイアウトする場合は、できればここまで延長しておきたいですね。
ソコも見てみましょう。
フタがかぶさる部分にも印刷を延長できるので、
デザインするときに工夫したいところです。
ソコには文字要素がたくさん入りますが、
ギリギリの位置文字を配置すると見栄えが悪くなることがあります。
展開図の状態ではなく、立体になることを想定してデザインするとよいですね。
『傾国-KEIKOKU-』ではテンプレートの指示より広く取り、
8mm程度開けてありますが、実際に仕上がったものを見ると、
10mmでもよかったかもしれません。
化粧箱のキャッチコピーなどの文字要素は、
行間や文字詰めにもひと手間かけると、格段に見栄えが良くなります。
面倒ですが、やっておいて損はないでしょう。
出来上がった化粧箱はこんな感じに納品されます。
中身はカラですが、箱を閉じた状態になっています。
見た目より軽いのですが、とにかく場所を取りますので、
納品されたら早めに箱詰めしたいですね。
木製コマは既製品を取り寄せているので、
萬印堂への入稿物はこれで最後となります。
次回はちょっと専門的になりますが、印刷濃度について説明したいと思います。
できればインクやトナーについても軽く触れるつもりですが、
あまり長くならないように注意したいところです。
それではまた次回!!
コメント 0