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いくつ刷るべきか・・・ [・制作ノート]

後々ボードゲームを制作している方からお話をうかがう機会があり、
制作部数についてや、印刷所えらびについて、質問させていただきましたが、
皆さんこの点には苦心しているようですね。


単価を下げるために部数を増やす。

安く印刷してくれるところを探す。

自分でプリントして作る。

既製品を流用&改造する。


それそれの方法がありますが、
コストを考えながら制作するのは本当に難しいですね。







自分なりに調整はしたものの、
最低100部作って売らないと採算が合わない。

しかも、初参加で、知名度もなく、業界のつながりもない。

ゲーム会でテストプレイをお願いし、
それなりに好評をいただいているものの、
実際に買ってもらえるものなのか。

ゲームマーケット2012春の来場者数は3700人。
100部売るためには37人にひとりが、
自分のゲームを買わないと完売しないという計算。

大量に売れ残ったらどうしよう。

後日、委託販売という手もあるようだが、
売るだけで赤字にならないか。



・・・不安要素を上げ出したらきりがないですね(笑)






8月の中旬以降、この不安を解消するため、
調べて何とかなることは、ひととおりやってみました。



まず、印刷所に関して。
こちらは前にも述べたように、カードだけなら選択肢もたくさんありますが、
チップや折り畳めるボードをお願いするとなると、なかなか難しいですね。

実際、別の印刷所に萬印堂さんのチップとボードを見せたところ、
このクオリテイのものを、小ロットで価格を抑えるのは無理!!
という回答をいただいています。
児童誌のふろく程度のものなら、用意できると言われるものの、
実際のサンプルを拝見しないまま交渉終了。


続いて、委託販売。
通販も含め、これは基本7掛けになるようです。
1000円の商品の場合、300円がお店の取り分になります。

取り扱いの基準はお店ごとに違いはありますが、
二次創作系、エロ要素が強いもの、他者を貶めるものなどはNG。
当然、グレーゾーン(笑)もありますが、
トラブルになる場合は、店頭から下げられることになるみたいです。

お店によっては、ゲームの内容を吟味して、
取り扱いを決めるところもあります。



この辺のことは鵜呑みにせず、
気になる場合は自分で確認し、問い合わせてください(絶対!。

結果的には、100部印刷するべきか
決断する決め手にはならなかったものの、
よい経験になりました。





A5表紙.jpg

この時期、どういう結果になってもいいように、
外箱のデザインだけは進めています。

サイズはA5で画像にはありませんが、側面もデザイン済み。
この辺は本業に近いのでデザインするのが楽ですね^^。

8月の下旬には、台紙さえ確定すれば微調整をして、
いつでも入稿できる状態になっていました。




もう一方で、部材だけ調達して、全部手作業で制作することも検討しています。

職場にはレーザープリンターがあり、カッターや定規など、
制作に必要な道具はほとんど揃っています。

テストプレイ用のボードやチップも、これまでに何タイプか作っており、
だいぶコツをつかんだところです。

ただ、コスト的にはすごく抑えられますが、制作に手間と時間がかかり、
当然、大量生産することはできず、がんばっても30個が限界。




結局、結論が出ないまま、
ゲームマーケットの出展申し込みだけ、進めることになります。




そして、9月に入り、
部数を減らし、手作業で制作することに決断します。




決断の理由は、親族の入院と手術です。





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