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テストプレイの日々 [・制作ノート]

キャラカードのイラストも仕上がり、
ゲームとして遊べるようになったものの、
この先を進める上で、確認しなければならない点が2つあります。

そのひとつが・・・


ゲームとして楽しめるものなのか?



プロトタイプの段階から、
関係者のあいだでテストプレイを繰り返し、
『春秋傾国』の段階でも調整はしていたものの、
内輪の人間だけで遊んでいただけなので、
第3者の意見を伺う機会がまったくありませんでした。

8月上旬にはネットで検索し、
都内近郊でテストプレイをしてもらえそうな
ゲーム会をあたるようになります。

ゲーム会でも試作品NGをかかげているところも多く、
事前にメールで確認をしたり、
ブログなどで試作品が遊ばれているのをチェックしてから
参加するようにしています。

知り合いもまったくいない会場で
テストプレイをお願いするのは勇気がいりました。

完全にアウェイな気分で心細かったのですが、
意外にもテストプレイの呼びかけに、
快く参加していただける方が多く、
たくさんの成果を得ることができました。


ゲーム会に参加されている方は、たくさんのゲームに触れていることもあり、
カードやボードの視認性から、ゲームバランスまで、
多くのご指摘をいただいています。





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この頃、タイトルを『傾国-The Rulnous Beauty-』に変更し、
デザインやルールの改正を繰り返すことになりますが、
短期間にブラシュアップできたのは、
ゲーム会で意見を聞けたおかげだと思っています。

テストプレイにつき合っていただいたみなさん、
本当にありがとうございました!!




みなさん慣れているようで、
テストプレイをお願いする上での注意点を教えてもらいました。
印象に残っているものをいくつかあげておきます。

■最低限、ゲームになっているものを持ち込もう

■どういう層に遊んでもらいたいのか決めておく

■だいたいでいいのでプレイ時間を事前に告げる

■ちゃんとゲームのインストが出来るようにしておく

■テストプレイをしすぎると個性がなくなることがある

■もらった意見をそのまま反映するのではなく、一度自分で消化しよう

■ダメ出しされても怒らない(重要

■仕様を変更する時は、作者自身の意志で決断する(他人のせいにしない

■最後に「ありがとうございました」の一言を忘れずに!



8月は普段ゲームをやらない方にも、
テストプレイをしてもらっています。
これは『傾国-KEIKOKU-』を初心者から
気軽にプレイしてもらえるゲームにしたかったからです。

とくにゲームに興味のない女性から、
どういった反応が返ってくるのか気になりましたが、
まったく予定外の意見をいただくことになりました。


イラストがかわいい。


この時点で、差し替える予定だったキャラカードの絵柄を
そのまま正式採用することにしました(笑)。

イラストに関しては、最後の最後まで不安でしたが、
その後も好意的な意見を何度かいただいており、
採用して良かったと感じております。


その他、ゲームマーケットに参加しているサークルの方々や、
ゲーム会以外の場でボードゲームを楽しんでいる友人にも声をかけ、
テストプレイはゲームマーケット参加表明後も続けることになり、
ギリギリまで調整をすることになります。

『傾国-KEIKOKU-』はシンプルなゲームゆえに、
ちょっとした変更でバランスが大きく変わってしまいます。

最終的に公式ルールのほかに、バリエーションルールを2つ用意したのも、
こういった経緯があってのことです。

機会があれば、それぞれのルールで遊んだ感想も
聞かせていただけると今後の参考になりますので、よろしくお願いいたします。






さて、確認しなければならないもうひとつの点があります。

それはズバリ・・・


ゲームを作るのに、いくらお金がかかるのか?


ゲームを作る上で避けられない、かなり現実的な問題です。
これに関しては、また次回。




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