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イラストの試行錯誤 [・制作ノート]

ボツった企画のイラストは当然使うことができないし、
ゲームの設定も古代中国に変更したため、
キャラカードには新しいイラストが必要になる。

本来ならイラストレーターに発注するところなのだが、
ちゃんとしたゲームになるかわからないし、
無償でお願いするわけにもいかない。

そこで、将来的にゲームのシステムが完成たとき、
イラストレーターに仕事を依頼しやすいように、
とりあえずのイメージビジュアルとして、
自分で絵柄を描くことにした。


IMG_3463.jpg

絵柄のイメージは剪紙(せんし)と呼ばれる中国風の切り絵。

以前にゲームマーケットで購入した『好漢日記』は、
水滸伝の一○八星の絵柄がカードになっています。
制作者の方にお話を伺ったところ、台湾の作家の剪紙を使っているそうです。

剪紙には京劇風のものもあり、ネットで画像を検索しながら資料を集め、
自分なりにアレンジを加えながら、ラフを数点制作してみました。

・・・が、これがまったく雰囲気がでない。

当時のラフ画が見当たらず、晒さずに済みましたが、すごく残念な出来でした。



とりあえずキャラクターのイメージだけでも膨らませようと、
手帳にラフ画を描く日々がしばらく続きます。



GUOH_7.jpg

イラストを描いていると、衣装や髪型をどうするか悩みはじめます。

古代中国の衣装のままだと、かなり地味なものになりそうなので、
それならいっそ、中国を舞台にした歌劇『トゥーランドット』のような
舞台衣装をイメージしたものにしようと資料を探します。


IMG_3461.JPG

こういった美術書や写真集はそれなりの値段がするので、
最初は大きめな図書館で検索すると、良い本と巡り会えるかもしれませんよ。

舞台衣装は自分のなかのイメージに合致して、
キャラクターをデフォルメすることで、
人形劇風のイラストに仕上げることを思いつきました。


7月に入ってから、それまでに描いたラフをもとに6枚のイラストを描きました。


IMG_3466.jpg

この頃になると、タイトルは『春秋傾国』となり、
現在のキャラカードのデザインに近くなりますね。
髪の色や服装もかなりビビットになっています。

人形をイメージしたため、眼に光を入れていません。

もう少し悪人顔にしたくなり、
細部の修正を何度か繰り返すことになります。


ILLUST_165342.jpg

ちらみにこちらが最終版です。
どちらのイラストが好みでしょう?^^




1192850_1714223776_149large.jpg

7月の下旬には『春秋傾国』としてテストプレイを繰り返し、
潜伏者カードや勅令チップ(当時は 玉璽 チップ)のルールが加わっています。


自分なりに遊べるオリジナルゲームが出来たと喜んだわけですが、
さて作ったはいいけれど、これからどうするの????

・・・という話になるのだ^^。







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