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グラギャモンのデザイン [■『グラギャモン』シリーズ]

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奇抜なデザインが注目されている『グラギャモン』ですが、
通常のバックギャモンにはない工夫がいくつもあります!

今回は通常のバックギャモンと比較しながら、
『グラギャモン』の魅力を紹介いたします。





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バックギャモンは東京ハンズやamazonでも購入できる一般的なものです。
アタッシュケース型の二つ折りの仕様になっています。



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ゲーム盤にはコマの配置場所が記載されていません。
初心者の場合、説明書に掲載された図を見ながらコマをならべることになります。

バックギャモンでは、プレイヤーの向きによって
コマの進行方向が右回り、左回りに変わるので、
はじめてプレイする方にとって混乱する要素ですね。

また、後日再プレイした際に、向きが変わると、
初期配置や進行方向を間違えやすく、
バックギャモンのルールをわかりにくくしていました。



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ゲーム盤は左右対称のシンプルなデザインゆえに、
ルール説明されていても、
『インナーボード』や『ベアイン』『ベアオフ』といった
バックギャモン特有の用語やルールが、
どうしても頭に入りにくいものです。



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それでは『グラギャモン』のゲーム盤がどのようになっているか見てみましょう。

全体を見渡すと、左右非対称のデザインになっているのがわかります。
それぞれの進行方向を固定し、ゴール地点にイラストを配置しているので、
どちらの方向にコマを動かすのかわかりやすくなっています。


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初期配置をする場所も、ハート型のデザインが盛り込まれており、
はじめてプレイする方でも間違えることはありません。


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コマを置くポイントの下部には、
『ピップ(ゴールまでの距離)』が表示されているので、
プレイヤーの計算の助けになります。

初心者にインストしたり、レクチャーする際も、
ピップを使ってわかりやすく説明することができますね。



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ゲーム盤のデザインは、ピンボール台のイメージをバックギャモンで再構成したものです。

『インナーボード』や『ベアイン』『ベアオフ』といった
バックギャモン特有の用語がゲーム盤のデザインに盛り込み、
各プレイヤーのコマの進行方向もヤジルシで表示されています。



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『グラギャモン』では世界観に合わせ、ダイスカップは使わず、
ショットグラスにダイスを投げ入れるルールになっています。

グラスの中で跳ねるチリイィィィィン!!というダイスの音色は格別です!!



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『グラギャモン』でももちろんポイントマッチも可能です。
ダブリングキューブの代わりにゲーム盤にレイアウトされた
ダブリングポイントがゲームを盛り上げます!




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『グラギャモン』でのプレイに慣れることで、
バックギャモンのルールをすんなりと理解できます。

バックギャモンというゲームを好きになってもらえれば、
通常のデザインのゲーム盤で遊ぶときも、
初期配置やルールに戸惑うことはないでしょう。




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『グラギャモン』はバックギャモンの間口を広げ、
多くの方に遊んでもらえるために何が必要かを検討しながらデザインしてきました。

ゲーム盤を布製の折りたためる仕様にしているので、持ち運びも楽です。

自宅はもちろん、ゲーム会や、行きつけのバー、旅行先など、
いろいろな場所で手軽に楽しんでもらいたいですね!

 
 
 

さて、だいぶ長くなりましたので、今回はこの辺で。

次回は『グラギャモン』の新要素、『ドランクカード』について紹介したいと思います。

それでは引き続き、ハッピーゲームズと『グラギャモン』をよろしくお願いいたします!
 
 
 
 
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グラギャモンの世界観 [■『グラギャモン』シリーズ]

バックギャモンの起源は5000年前のエジプトで遊ばれていた
『セネト』だと言われています。
このゲームはまだ謎も多く、正確なルールは判明していませんが、
『死と再生』がテーマになっていたようです。

それから時代はだいぶ下って帝政ローマの時代には、
『タブラ』と呼ばれるゲームに進化していますが、
現代のバックギャモンのデザインにだいぶ近づき、
ノンテーマな盤面になっています。

7世紀に日本に伝来した盤双六も同様ですね。

中東方面で作られているバックギャモンにはモザイクを使ったものや、
最近では現代アートをモチーフにしたものもみかけますが、
伝統的なデザインから大きく外れるものはなかなかありませんでした。


『グラギャモン』では、ゲーム盤をRE:DESIGNしていますが、
ちょっとしたストーリーや設定などもつけ加えています。


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『グラギャモン』では、プレイヤーはなんと死神!!
死神界で人気のガールズバー「メメント・モリ」のSEXYなコンパニオンに、
人間の魂でできた宝石《ソウルチェッカー》を対戦者より早く贈り、
彼女たちのハートをゲットするのが目的デスッ!


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ゲームには直接関係ありませんが、
説明書にはコンパニオンの二人のプロフィールも掲載しています^^。

個人的にはデビイちゃん推しですが、皆さんはいかがでしょう?




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ダイスカップの代わりにショットグラスを使ったり、
追加要素の『ドランクカード』もこの世界観に合わせました。


これまでのバックギャモンにない面白さを楽しんでいただきたいですね!
 
 
 
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通常のバックギャモンとの違い [■『グラギャモン』シリーズ]

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5000年の歴史を持ち、世界中で愛好されているボードゲーム『バックギャモン』。

すでに完成されているゲームゆえに、
なんでリメイクするの?と聞かれることがしばしばあります。

とはいえ、存在は知っているけどルールがよくわからない、
よく知らないけど運ゲーでしょ?と言われることも多く、
ボードゲーマーの中でも、きちんとプレイしたことがないという声を多く聞きます。


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自分自身が一番好きなゲームということもありますが、
ゲーム会などでバックギャモンをインストする中で、不便に思うところを改良し、
行き着いたものが今回の『グラギャモン』です。



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バックギャモンからのルール変更要素は、
『ドランクカード』と呼ばれる特殊カードのみです。
通常のバックギャモンとしても快適にプレイ出来ます!!


ゲームマーケットの時期も近づいてまいりました。
奇抜なデザインが注目されている『グラギャモン』の新要素を少しずつですが、
紹介していきたいと思います。
 
 
それではしばしお付き合いください。
 
 

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グラギャモン始動! [■『グラギャモン』シリーズ]

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ゲームマーケット2017秋に出展する新作のタイトルですが、
『グラギャモン』に決定しました。

世界中で遊ばれ、5000年の歴史を持つダイスゲーム・バックギャモンを
グラフィカルにRE:DESIGNしたゲームになります。



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Grafiti(らくがき)×Backgammon(バックギャモン)というコンセプト。
ちょっとSEXYなイラストや大人向けのデザインを加えています。

タイトルをどうしようかと、かなり悩みましたが、
わかりやすさと、検索性を考慮して今回のかたちに落ち着きました。


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twitter等ですでに試作品の画像を公開していましたが、
今回は布製のボードや、通常とは違うパッケージにチャレンジしています。

実は『幻影探偵団』の前にやりたかった企画なんです。
時間をかけて試行錯誤を繰り返しておりましたが、
どうにか形にすることができそうです。

仕様等が確定しましたら、こちらのブログで紹介していきますので、
もうしばらくお待ち下さい。






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