再版と家庭内稟議 [-制作ノート]
早いもので、ゲムマから10日過ぎてしまいました。
終わってしまうと、ホントあっという間ですね^^。
少しずつですが『幻影探偵団』の制作ノートを公開していきます。
どういう切り口で進めようかと悩んでいたのですが、
今年のはじめまで遡り、『再版』を軸に、何ができるのか、何をやったのかということを、
順番に書いていこうかと思います。
まず出だしとして、何を書きましょう。。。。。
あぁ、そうだ!!!!
ボードゲームの再版はハードルが高く、
なかなか踏ん切りがつかないものですが、
家庭を持つ制作者なら、まず必ず越えねばならない壁があります・・・
そうです、家 庭 内 稟 議 です!!
制作者の中には、家族ぐるみで制作したり、
応援していただける方もいらっしゃるとは思いますが、
残念ながらうちの奥様はボードゲームがあまり好きではなく、
制作活動も協力的とは言えません。
とはいえ、ナイショで再版したり、新作を作ろうものなら大変なことになります。
『幻影探偵団』の初版は好評で、ゲームマーケットで完売した後も、
再版の声を多数いただいていましたが、それにはまず家庭内稟議を通過せねばなりません。
そこでいくつかのことを行いました。
・ボードゲーム制作の収支
いくつ作って、いくつ売れて、経費としてどれくらいかかったのか、
交通費や飲食代、試作品制作雑費などなど含め、きちんと説明しました。
当然、制作者ならこういったことは把握しなければならないのですが、
根が無精なもので、年末まで貯めこんだ領収書を整理し、帳簿を確認してもらっています。
・いただいたレビューの紹介
『幻影探偵団』を遊んでもらった感想などを見てもらい、
いっしょに喜んでもらおうとしたのですが、残念ながらこれは失敗。
もともと興味がないので、完全に猫に小判でしたね^^
まぁ、評判が悪くないということだけは、理解してもらえたようですが(たぶん
・家事手伝い&子供の世話
ボドゲ制作に入ると、普段の仕事が忙しいこともあり、休日を使ってしまうことが多く、
家族と過ごす時間が削られてしまいます。
その埋め合わせではないですが、ゲムマのあとはなるべく時間を作るように心がけました。
あと、うちの奥様から体重を減らせという厳命をいただきました・・・orz
ボドゲ制作していると、運動を怠り、こもりがちになりますよね。
体重量が劇的に増えたわけではないのですが、筋肉が落ちて脂肪が増えるという、
悪循環に陥っていたので、しばらくジョギングすることになりました。
・再版した際の展望を語る
どれくらい需要があり、いくつ再版するのかをきちんとした数字をだして説明しています。
ゲムマだけではなく、店舗委託を含め、どのように進めるのかも、
うちの奥様は把握していないので、再版が無謀な賭けではないことを納得してもらいます。
いきなり稟議を通そうとするのではなく、それなりに時間をかけた雰囲気づくりが重要ですね。
(うちの奥様曰く、相手をするのが面倒になった・・・そうですがw)
もうこのへんはうろ覚えですが、2015年の1月には再版を決定しています。
出だしからグダグダな気がしないでもないですが、
次回は、再版するまでに行った活動について書いていこうと思います。
参考になるか微妙ですが、しばらくおつき合いください。
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