宝石チップをカスタマイズ [-カスタマイズ]
最近、ボードゲームのカスタマイズが流行っているようで、
コマやボードを着色したり、チップ類にトップコートをかけたものを見かけます。
遊びやすく、自分でサマリーや、インスト用のテキストを起こす方も多いですね。
実際にカスタマイズされたゲームを遊ばせていただいたことがありますが、
確実に楽しさが変わってきます!!
こういったカスタマイズもボードゲームの楽しみ方のひとつですが、
自分でも何かやりたくなってきました。
今回はアクセサリー用のジュエリーストーンを使って、
『幻影探偵団』の宝石チップをカスタマイズをしたのでご紹介します。
『幻影探偵団』の宝石チップは直径25mm。
アクセサリー用のパーツとしては大きい部類で、
なかなかイメージどおりのものが見つかりませんでした。
今回はネットで検索したものを通販で取り寄せました。
残念ながら“訳あり品”と記載があるだけあって、
出来のいいものじゃありませんでしたね。
それでも2個で100円もするので、それなりのお値段になります。
BIGジュエリーストーン 丸形特大25mm2個入り
こういったアクリル製のジュエリーストーンは輝きを増すために、
裏面に金属や、メッキ加工が施されていますが(今回はメッキでした)、
まずはこれを剥がす作業にかかります。
ボールに重曹をまぜた水を入れ、ジュエリーストーンを煮ます。
しばらくするとメッキがポロポロと剥がれてきます。
きれいになったものを割り箸などで拾い上げ、ぞうきんで拭き取れば、
このようにアクリルの部分だけが残ります。
宝石チップの絵柄面に、このアクリルを貼り込んでいきます。
もっとチープなものになるかと思いましたが、なかなかいい感じですね。
今回は接着面が透明になるボンドを使用しましたが、
最近は両面テープなどでも、かなり透明度の高いものがあるようなので、
そちらの方が手軽に作業できるかもしれません。
いかがでしょう。
アクリル製とはいえ、かなりゴージャス感が増したと思います。
写真では分かりにくいですが、アクリルがレンズ代わりとなり、
宝石チップの髑髏を大きく映し出します。
先日制作した髑髏王の追加ボードとの相性もいいですね。
かなり豪華な雰囲気になりました。
横から見ると、アクリル部分が盛り上がっているのが分かります。
見た目だけではなく、プレイするときに、宝石チップを取りやすくなりました。
こうなると、ノコギリチップや、分数計もカスタマイズしたくなりますね。
既製品を使いつつ、手軽にできる工作なので、
こういった作業が得意で、『幻影探偵団』をお持ちの方は、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■■■■■■■■■■■■追記■■■■■■■■■■■■
好評いただいてる宝石チップのカスタマイズですが、
接着剤を使うのはハードルが高いという意見をいただいていました。
たしかに失敗したら遊べなくなりますもんね。
今回は東急ハンズで購入した、
うす型・透明タイプの両面テープを使ったカスタム方法を紹介します。
10mm幅で、透明度の高いものです。
今回はチップ全面に貼るのではなく、中央の宝石部分に合わせ18mmカットします。
テープは上の画像のように、斜めのラインに合わせて貼ります。
実はこれがテープが目立たない秘訣なんです。
宝石の画像に沿って貼られているので、この状態で貼るとほとんど分かりません。
なるべく指紋がつかないよう注意しながら、きっちりアクリルを貼付けましょう。
左が接着剤を使用したもの。右が両面テープ。
そして下が未接着のもの。
いかがでしょう、ほとんど仕上がりに差がありません。
作業効率もかなり楽になります!!
機会があれば、ぜひお試しください!!!!
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