Ostleショック [--制作ノート]
ゲームマーケットの会場がビックサイトに移転してだいぶ経ちます。
ボードゲームの市場規模が大きくなり、多種多様なゲームが数多く制作されるようになりました。
そんななか、かつては需要が少ないとして敬遠されていたジャンルでも、
新たな良作がつくられています。
デビュー作『傾国-KEIKOKU-』を制作した2012年頃は、
『2人専用』『アブストラクト』『テーマなし』といったゲームは、
いわゆる『ガチゲー』とされ、制作するにはなかなか勇気のいるジャンルでした。
当時はゲーム会などに集まり、3人から6人ぐらいのプレイ人数で遊ばれるものが主流。
2人専用のゲームは時間調整用として遊ばれる程度。
ところが、『グラギャモン』をリリースした2017年秋の出展では、かなり感触が変わっていました。
恋人や家族と少人数で楽しめるボードゲームのニーズが高まり、予想以上に高評価をいただきました。
そんな中、新しい需要に合致した作品に出会います。
雅ゲームズさんの『Ostle(オストル)』です。
『グラギャモン』よりコンパクトなパッケージ。
説明書はわかりやすく、シンプルなルール。
悩みどころはあるが、長考せずに進められるゲームバランス。
クラウドファンディングに成功し、カラーバリエーションも展開。
ゲーム制作者なら、こういったコンセプトのゲームを一度は考慮すると思いますが、実際に具現化するのはなかなか難しいものです。
偶然なのか、必然なのか、同じコンセプトで作られたであろう作品を、ゲームマーケットでも多く見かけることになりますが、ハッピーゲームズが作ったなら、いったいどんなゲームになるんだろうか。
今回はそんな軽い気持ちから、試作をはじめてみました。
今回の『ZIXZA(ジグザ)』ではご縁があり、試作1号を『Ostle(オストル)』の作者であるフカセさんに見てもらいました。
普段作らないジャンルのゲームゆえに不安もありましたが、いただいたご意見を参考に制作を進めています。
『ZIXZA(ジグザ)』は最初期のデザインでは5×5のマスに3つずつのダイスを使うゲームでした。
次回の制作ノートでは試作がどのように変化したのか紹介したいと思います。
引き続きお付き合いください。
つづく
ボードゲームの市場規模が大きくなり、多種多様なゲームが数多く制作されるようになりました。
そんななか、かつては需要が少ないとして敬遠されていたジャンルでも、
新たな良作がつくられています。
デビュー作『傾国-KEIKOKU-』を制作した2012年頃は、
『2人専用』『アブストラクト』『テーマなし』といったゲームは、
いわゆる『ガチゲー』とされ、制作するにはなかなか勇気のいるジャンルでした。
当時はゲーム会などに集まり、3人から6人ぐらいのプレイ人数で遊ばれるものが主流。
2人専用のゲームは時間調整用として遊ばれる程度。
ところが、『グラギャモン』をリリースした2017年秋の出展では、かなり感触が変わっていました。
恋人や家族と少人数で楽しめるボードゲームのニーズが高まり、予想以上に高評価をいただきました。
そんな中、新しい需要に合致した作品に出会います。
雅ゲームズさんの『Ostle(オストル)』です。
『グラギャモン』よりコンパクトなパッケージ。
説明書はわかりやすく、シンプルなルール。
悩みどころはあるが、長考せずに進められるゲームバランス。
クラウドファンディングに成功し、カラーバリエーションも展開。
ゲーム制作者なら、こういったコンセプトのゲームを一度は考慮すると思いますが、実際に具現化するのはなかなか難しいものです。
偶然なのか、必然なのか、同じコンセプトで作られたであろう作品を、ゲームマーケットでも多く見かけることになりますが、ハッピーゲームズが作ったなら、いったいどんなゲームになるんだろうか。
今回はそんな軽い気持ちから、試作をはじめてみました。
今回の『ZIXZA(ジグザ)』ではご縁があり、試作1号を『Ostle(オストル)』の作者であるフカセさんに見てもらいました。
普段作らないジャンルのゲームゆえに不安もありましたが、いただいたご意見を参考に制作を進めています。
『ZIXZA(ジグザ)』は最初期のデザインでは5×5のマスに3つずつのダイスを使うゲームでした。
次回の制作ノートでは試作がどのように変化したのか紹介したいと思います。
引き続きお付き合いください。
つづく