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制作中断からのスタート [--制作ノート]

今回も備忘録を兼ねて、制作ノートを書いていこうかと思います。

しばらくお付き合いください。






今回の『ZIXZA(ジグザ)』はハッピーゲームズとしては、予定外の作品でした。

というのも当初は次回作には『グラギャモン』シリーズの新作か、『幻影探偵団』のリバイズド版を検討していたからです。

ゲームマーケット2018秋では、評価の高い過去作が、ルールを再調整して再リリースされる、いわゆる『リバイズド版』が多く見かけられました。まったくの偶然ですが面白いですね。
twitterの書き込みや、画像を確認すると、ゲームマーケット2018春のあと、『幻影探偵団』のテストプレイをしているのが確認できます。



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『幻影探偵団』はありがたいことに再販を期待される作品ですが、自分の中では不完全な部分があり、次回の再販ではそういった点を解消したくて、定期的に調整をしていました。


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より遊びやすくなる工夫、初プレイのハードルを下げる工夫が中心になりますが、いい感じに調整が進んでいます。


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ただ、『幻影探偵団』はコンポーネントも多く、再販するならまとまった部数を制作しなければなりません。


・・・が、残念なことに、今年は息子がダブル受験ということもあり、思い切った制作活動ができないという制約がありました。
家族に内緒でこっそりと出展申込みをしたものの、本来ならゲームマーケット2018秋は出展をお休みしてもおかしくない状況ですね。



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8月には大きくコンポーネントのデザイン変更しなければ、ゲームマーケット秋に間に合うというところまで準備を進めていましたが、制作を中断するきっかけができました。


家族の体調不良です。


8月上旬から腰痛と思われていた痛みが広がり、一時期は歩行が困難な状態にまで落ち込みました。
CTなどの検査も行いましたが、原因は未だに不明です。

それから4ヶ月、ありがたいことに現在はリハビリも進み、かなり改善されています。

初出展の『傾国-KEIKOKU-』の制作ノートでも書きましたが、
身近な人がなんらかの事故や病気になる可能性はかならずあります。

出展も大事ですが優先順位を間違えないようにしたいですね。




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9月中旬、家族の病状が回復に向かっているのを確認し、ゲームマーケットへの出展はするものの『幻影探偵団』の再販は中断することを決めています。
さいわい『グラギャモンにゃん』の在庫がまだ残っていたので、まったり試遊をメインに出展をするつもりでした。
カタログのサークルカットをみても、新作の仕込みがまったくないのがわかります。


ところがこの頃、時間に余裕ができ、他の制作者のテストプレイに参加。
徐々にボドゲ脳が刺激されていますw

なんということでしょう、再販だけで出展することに、物足りなさを感じてしまったのです。

あぁ、こうなるともう病気ですね。
短い時間でコストをかけずになにか面白いものを作れないかと、過去のアイデア帳を開き始めたのです。


10月下旬、手軽にできるミニゲームとして『ZIXZA(ジグザ)』の試作が開始されました。
 

 
 
つづく 
 
 
 
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