追加要素の検討 […制作ノート]
4年前にすすめていた『すごろく商店街』は
バックギャモンをモチーフにしたオリジナルのルールでしたが、
駆け引きが違ったものになっていました。
バックギャモンを奇抜に、
より遊びやすくデザインを進めていた『グラギャモン』も、
オリジナルの要素を加えられないか、
割と早い段階から検討していました。
・コマの数を減らして、簡単に短時間に遊べる
・初期配置の変更して、難易度を調整する
・特殊カードを使って、ダイス目を操作する
・『すごろく商店街』のルールを再活用する
上2つはすでにオプションルールや、
ナックギャモン、フェアリーギャモンといったお手本になるルールが存在しています。
こういったものが、実際にどれぐらいの頻度で遊ばれ、
通常のバックギャモンの駆け引きと違いがあるのか調べていたところ、
ゲーム研究家で、フェアリーギャモンを多数考案されている草場純さんが主催する、
『フェアリーギャモン大会』に参加することができました。
時期的にはバックギャモンフェスティバルに参加するまえの2月下旬ですね。
・・・バックギャモンに見えるけど、みんなルールが微妙に違うんだぜ?
試合結果です。
どうにか5勝5敗(最初のマイナスギャモンは参加できず)に持ち込みました。
どのルールも面白く、それぞれの駆け引きがありますね。
一気にこれだけのルールをやると、脳みそが焼き切れます・・・w
興味ある方は、ルールも公開されていますので、ぜひチャレンジしてください。
フェアリーギャモンのルール説明
個人的には大変面白かったのですが、
10種のフェアリーギャモンを遊んだ感想として、
『楽しむには、バックギャモンの定石をある程度知っていないと辛い』
という結論になりました。
『すごろく商店街』の頃からわかっていたことですが、
伝統ゲームをいじるのって、すっごく大変なことなんですよね。
その後のテストプレイや、Twitterでの反応をみていると、
求められているのは、完全なオリジナルルールではないと感じ、
どういったことができるのかアイデア出しをしています。
・バックギャモンのルールを遊びやすくする
・伝統ゲームに最近のボードゲームの要素を加える
・初心者と上級者の実力差を埋める
5月のバックギャモンフェスティバル後に、
これまでの『バックギャモンと違うルール』
というコンセプトから少し変えて、特殊カードのテスト版を制作。
初期のテスト版では『七つの大罪、七つの美徳』を
モチーフにしたカードになっていますね。
まだカードの能力もかなり効果が強く、
これからしばらくバランス調整することになります。
結果的には、この選択はかなり正解だったようです。
『使わなければ通常のバックギャモンとして遊べる』ということで、
『グラギャモン』のデザインを気に入っていただいたバックギャモンプレイヤーにも、
抵抗なく購入してもらえました。
特殊カードを使ったハンデマッチも好評で、
実力差の調整が難しいバックギャモンでは、これまでになかった方法だったようです。
今回のドランクカード。
オマケ程度の追加要素に感じる方もいるとは思いますが、
実はかなり苦労しているんですw
さて、『グラギャモン』の制作ノートも後半になってまいりました。
次回はコンポーネントのデザインについて書いてみたいと思います。
年末でバタバタしておりますが、あまり日をおかずに公開したいですね。
つづく
バックギャモンをモチーフにしたオリジナルのルールでしたが、
駆け引きが違ったものになっていました。
バックギャモンを奇抜に、
より遊びやすくデザインを進めていた『グラギャモン』も、
オリジナルの要素を加えられないか、
割と早い段階から検討していました。
・コマの数を減らして、簡単に短時間に遊べる
・初期配置の変更して、難易度を調整する
・特殊カードを使って、ダイス目を操作する
・『すごろく商店街』のルールを再活用する
上2つはすでにオプションルールや、
ナックギャモン、フェアリーギャモンといったお手本になるルールが存在しています。
こういったものが、実際にどれぐらいの頻度で遊ばれ、
通常のバックギャモンの駆け引きと違いがあるのか調べていたところ、
ゲーム研究家で、フェアリーギャモンを多数考案されている草場純さんが主催する、
『フェアリーギャモン大会』に参加することができました。
時期的にはバックギャモンフェスティバルに参加するまえの2月下旬ですね。
・・・バックギャモンに見えるけど、みんなルールが微妙に違うんだぜ?
試合結果です。
どうにか5勝5敗(最初のマイナスギャモンは参加できず)に持ち込みました。
どのルールも面白く、それぞれの駆け引きがありますね。
一気にこれだけのルールをやると、脳みそが焼き切れます・・・w
興味ある方は、ルールも公開されていますので、ぜひチャレンジしてください。
フェアリーギャモンのルール説明
個人的には大変面白かったのですが、
10種のフェアリーギャモンを遊んだ感想として、
『楽しむには、バックギャモンの定石をある程度知っていないと辛い』
という結論になりました。
『すごろく商店街』の頃からわかっていたことですが、
伝統ゲームをいじるのって、すっごく大変なことなんですよね。
その後のテストプレイや、Twitterでの反応をみていると、
求められているのは、完全なオリジナルルールではないと感じ、
どういったことができるのかアイデア出しをしています。
・バックギャモンのルールを遊びやすくする
・伝統ゲームに最近のボードゲームの要素を加える
・初心者と上級者の実力差を埋める
5月のバックギャモンフェスティバル後に、
これまでの『バックギャモンと違うルール』
というコンセプトから少し変えて、特殊カードのテスト版を制作。
初期のテスト版では『七つの大罪、七つの美徳』を
モチーフにしたカードになっていますね。
まだカードの能力もかなり効果が強く、
これからしばらくバランス調整することになります。
結果的には、この選択はかなり正解だったようです。
『使わなければ通常のバックギャモンとして遊べる』ということで、
『グラギャモン』のデザインを気に入っていただいたバックギャモンプレイヤーにも、
抵抗なく購入してもらえました。
特殊カードを使ったハンデマッチも好評で、
実力差の調整が難しいバックギャモンでは、これまでになかった方法だったようです。
今回のドランクカード。
オマケ程度の追加要素に感じる方もいるとは思いますが、
実はかなり苦労しているんですw
さて、『グラギャモン』の制作ノートも後半になってまいりました。
次回はコンポーネントのデザインについて書いてみたいと思います。
年末でバタバタしておりますが、あまり日をおかずに公開したいですね。
つづく
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