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初手に【6】暴君を使う戦術は有効か? [・Q&A]

久々のQ&Aです。

第2版になり、Twitterやブログでレビューをしてもらえる機会も増えました。
『傾国-KEIKOKU-』を楽しんでいただけてうれしいかぎりです^^。

今回はレビューで取り上げられていた、戦術について取り上げたいと思います。




Q. 初手(第1ターン)に【6】暴君を使う戦術は有効か?



A. リスクもありますが、有効な戦術です!





第1ターンにどんなカードを出すのか、悩ましいところです。

特に先手はリスクが高いこともあり、
様子見として【3】愚将や、【4】侫臣あたりが出されるケースが多いようです。

当然、進軍チップも3〜4といった手の内が読まれにくい数字を選ぶ傾向。




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そんな状況の中、いきなり【6】暴君を使ったらどんな展開になるでしょう?

今回は赤先手、5の進軍チップを賭け、勅令チップ有り、左から第1ターンという設定で、
どういうゲーム展開になるかリプレイしていきたいと思います。



考えられるメリットとデメリットはこんな感じです。

■メリット
・【1】傾国以外のキャラカードにかならず勝てる
・それ以降の勝負で、相手の【1】傾国は最弱のキャラカードになる

■デメリット
・【1】傾国を出されると、その後の勝負が厳しい
・その後の勝負は相手の【6】暴君に対抗できない(【1】傾国をのぞく)










IMG_4980.JPG

KIFU10.jpg

赤青両方とも潜伏者カードは【2】腐儒です。



第1ターンは青も対抗し、高めの【5】酷妃を選び勝負に出ますが、赤が勝利しました。

第2ターンで青は【1】傾国を使ってしまいたいところですが、
赤が【2】腐儒を出してくると考え、【3】愚将を使いますが負けています。

その後の展開も切り札である【6】暴君があるものの、
【1】傾国の処理に失敗したことがひびき、ズルズルと負けてしまいました。


赤としては理想的な展開ですね。





とはいえ、いつもこのような展開になるとは限りません。





IMG_4981.JPG

KIFU11.jpg


赤青両方とも潜伏者カードは【2】腐儒です。



第1ターンに青が【3】愚将で受け流しています。
当然、進軍チップも1を選び、勝負を回避してしまいました。

第2ターンでは青は【4】侫臣を使い進軍チップの6を選び勝負に出ます、
赤はここで【5】酷妃を使ってしまうと、その後の展開が厳しいと考え、【3】愚将で受け流します。

その後の展開は切り札である【6】暴君、【5】酷妃を残している青が有利に進め、
赤は【1】傾国を使うチャンスを逃し負ける展開になりました。


初手の【6】暴君を回避されると、つらい展開になることが多いようです。







潜伏者カードに差がある場合も、試してみました。



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潜伏者カードが赤【2】腐儒/青【5】酷妃です。
※赤は第3ターンで勅令チップを使いましたが外し、青に所有権が移動しています。



IMG_4986.jpg

潜伏者カードが赤【4】侫臣/青【2】腐儒です。



決定的ではありませんが、【6】暴君を回避した青が有利な展開になっていますね。





初手(第1ターン)に【6】暴君を使う戦術は、
必勝パターンにはなりませんが、成功すれば有効な戦術になりそうです。
とはいえ、かなり有利な状況でなければ、失敗する可能性もありそうですね。

・潜伏者カードに強いカードを持っていかれていない
・勅令チップを持っている

このような状況なら試してみてもいいと思います。




いやぁ、これで勝てたら気持ちがいいでしょうね♪

ロングゲームの場合は、都までの距離が縮まった後半戦に活躍しそうです^^。






・・・でも、






IMG_4991.jpg


手の内を読まれて、【1】傾国を出される危険性もあります(笑)



ブラフを交えたトークで相手を翻弄し、
自分のペースに持ち込んだ上で使うと効果的でしょう。






『傾国-kEIKOKU-』は複数回遊んだ方が面白くなるゲームです。

お互いの手の内を読んでいるうちに、奇想天外な展開になることもあります。


IMG_4992.JPG

裏の裏の裏の裏には、どんな奇策が隠れているのか、ぜひ試してみてください!!





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