入稿する時の注意点 [・印刷入稿にチャレンジ]
すべてのテンプレートにデザインをレイアウトしたら、いよいよ入稿です。
萬印堂に入稿する場合、大きく分けて2つの方法があります。
■入稿データをサーバーやストレージにUPする。
■データをDVD-Rなどに焼いて発送する(直接持ち込みも可)。
どちらの場合も、確認用のPDFや出力見本をつけ、
仕上がりの状態を確認してもらう必要があります。
カード、ゲームボードなど、パーツごとにフォルダを分け、
データを整理して入稿するとトラブルが少ないですね。
データの名称は日本語(ひらがな、カタカナ含む)ではなく、
アルファベットを使うのがおすすめです。
日本語を使うと、文字バケしてしまう可能性があるからです。
時間に余裕があるならば、事前にPDFなどを送り、
仕上がりにミスがないかチェックしてもらうのもいいでしょう。
『傾国-KEIKOKU-』でもお願いしています。
本業でも入稿時が一番バタバタします。
今までの経験から、やっておいた方が良いことをまとめておきます。
今後の参考にしてください。
(思い出すことがあれば、追加していきます)
■入稿予定日の前日にはすべての作業を終了するようにしましょう。
当日は確認作業だけやるつもりでスケジュールを立てておけば、
もしもの時に調整が利きます。
■入稿データにヌケがないか、かならずチェックしましょう。
出来れば複数名でチェックすると良いでしょう。
完璧だと思っても、何かしらやらかすものです(経験者談^^
■画像の変換ミス、文字のアウトライン化などを忘れない。
入稿ミスで多いのは、画像をRGBからCMYKへの変換、
文字のアウトライン化、貼り込み画像などの添付データの入れ忘れでしょうか。
■いきなり入稿するのではなく、事前に連絡しておくとトラブルが少ないです。
メールでかまいません。
事前連絡しておくと、印刷所もスケジュール調整できますし、
入稿データをすぐに確認してもらえるので、対応が早くなります。
■万が一、入稿が遅れる場合は、早めに連絡を入れましょう。
これ絶対です。締切は信頼関係です。
締切が間に合わない場合も、早めに連絡していれば、調整してもらえる可能性もありますから。
■インクジェットで出力したものは、色見本として使えません。
6色〜12色といった高画質プリントは、通常の4色印刷では再現できませんし、
インクの種類が違うのでどうしてもイメージに差が出てしまいます。
レイアウト見本としては問題ありませんが、印刷用の色見本としてはおすすめできません。
■入稿データに不備があった場合は、なるべくはやく対応しましょう。
電話やメールで連絡が入った場合、すぐに修正作業に入れなくても、とりあえず連絡を取り、
いつまでに修正データを仕上げられるか印刷所に伝えられると良いでしょう。
■連絡がない場合は、こちらからしてみる。
入稿データを送ったがいいが、印刷所から連絡がない。
なんらかの原因で届いていない場合や、
確認漏れとなり、印刷作業が進んでいない場合もあります。
連絡を貰えない場合は、こちらから動いてみるのも良いでしょう。
早割の場合は、データに不備がないことが確認され、
早割が適応されるかチェックが入ります。
『傾国-KEIKOKU-』は一発OKでした♪
入稿が終われば、あとは刷り上がりを待つばかりです。
次回はいよいよ最終回。
仕上がりのチェックになります。
お楽しみに♪
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