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『傾国宮の殺人』ルール説明 [ 【ミステリ編/3-4人用】]

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『傾国宮の殺人』は『傾国-KEIKOKU-』のゲームボードを宮殿に見立てた推理ゲームです。

プレイヤーは情報カード探り、消去法で犯人の正体を当てていきます。
普段ボードゲームで遊ばない方にも、気軽に楽しめるルールになっています。



まずプレイヤーはそれぞれの告発チップを受け取り、
勝利点カウントチップをゲームボードの外周にある勝利ポイント【0】の位置に配置します。
※画像はプレイヤー1がスタートプレイヤーになった配置


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キャストカード(赤いカード)をシャッフルし、
選んだ1枚を90度倒し、被害者カードとします。

※今回は分かりやすく【6】暴君にしましたが、プレイごとに被害者は変わります。


残りのキャストカードをゲームボードに並べ容疑者カードとします。



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情報カード(青いカード)をシャッフルし、
選んだ1枚を犯人カードとして被害者カードの下に配置します。

それ以外の情報カードは各プレイヤーに一枚ずつ配り手札とし、
残りはゲームボードの側に置き、追加情報カードとします。



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『傾国宮の殺人』は、ターンごとに廻ってくる自分のアクションで、
他のプレイヤーの手札が何かを探っていき、
消去法で犯人カードの正体を当てるゲームです。

※アクションするプレイヤーは、アクションコマ(青い木製コマ)を持ちます。



アクションはターンが進むごとに追加され、
第3ターン以降に犯人を告発し、みごと当てることができれば、
勝利点をもらいます。
失敗するとペナルティーもあるのでご注意を。


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赤い木製コマをターンカウントコマとして、
ターンごとに移動させれば、混乱せずにプレイできます。




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最初からできるアクションは『尋問』です。

これは他のプレイヤーの1人に、手札の情報カードの内容を訊くことができるのですが、
数字の大小しか分かりません。

例えばこの場合、
『そのカードの数字は【4】以上ですか?』と訊かれれば、

『はい』と正直に答えなければなりません。



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ただし、被害者カードと同じ数字の情報カードは共犯者カードと言い、
尋問に対してウソの回答ができます。

共犯カードを持ったプレイヤーは、
情報を混乱させ、他のプレイヤーを翻弄してやりましょう。

※ただし、最後まで共犯カードを持っていると、マイナス点が発生する場合があります。





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第2ターンからは『追加情報カードを入手』できます。

ラウンド中1回だけですが、各プレイヤーは追加情報カードを1枚確認し、
手札と交換することができます。(見るだけで交換しなくても可)


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どちらを手札に残すか悩ましいですね。





第4ターンにはイベントが発生します。

第2の殺人事件です!!


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これはプレイヤー同士の多数決で決めた追加情報カードの1枚を公開することですが、
容疑者の1人が殺されたという設定にしています。


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これによって犯人カードの正体も分かりやすくなり、
告発するチャンスが格段に上がります。






尋問を繰り返し、得た情報を元に犯人を当ててください。
順番が前後しましたが、
第3ターンからできるアクション『犯人を告発する』です。


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『犯人はオマエだっ!!』

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、元気に宣言しましょう^^

犯人だと思うキャストカード(被害者を含む)に、自分の告発チップを賭けてください。
※犯人カードが、被害者カードと同じカード数字だった場合は自殺となります。

時計回りで順番に他のプレイヤーも告発チップを賭けていきますが、
同じキャストカードに賭けることはできません。早い者勝ちです。





犯人カードをオープンしてラウンドの終了となります。



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犯人は【1】傾国でした。


今回はプレイヤー1、プレイヤー2、プレイヤー3の順に告発したことにして話を進めます。


プレイヤー1は最初に告発しましたが、推理を誤り勝利点が-5ポイントとなります。
勝利点カウントチップは左側のマイナス点に移動しました。

プレイヤー2は見事に犯人を当て、勝利点を+5ポイントとなります。

そしてプレイヤー3は共犯者のカードを持っています。
最初に告発したプレイヤーがハズレた場合、勝利点は+2ポイントとなります。
(最初に告発したプレイヤーが正解した場合、勝利点は-2ポイントとなります)




稀なケースですが、誰も告発しないまま第6ターンまで進むと、
イベント『プレイヤーへの挑戦状』が発生し、
強制的にスタートプレイヤーから順番に告発することになります。





このようにして、スタートプレイヤーを変更したラウンドを、
プレイ人数分行い、勝利点が一番多いプレイヤーがゲームの勝者になります。









いくつか遊ぶためのヒントを用意しました。
プレイする時の参考にしてください。


■最初に告発するプレイヤーは、ハズレると大きなマイナス点をもらいます。
共犯者のウソに惑わされずに真犯人を当てたいですね。

■告発の内容は、他のプレイヤーにとっても大きなヒントになります。
謎の確信を突くことができても、他のプレイヤーに先を越されることもあります。

■『プレイヤーへの挑戦状』は、プレイヤーが有意義な情報を出し合わなくなった時のためのイベントです。ほとんどの場合第4ターンにはラウンドが終了します。

■共犯者カードを持ったプレイヤーが上手にダマせるかで、ゲームの展開が大きく変わります。
また、最初に告発したプレイヤーに正解されるとマイナス点をもらうことになるので、
早いターンでバレた場合は追加情報カードと交換した方がいいでしょう。




『傾国-KEIKOKU-』をプレイするには人数が合わない時や、
違った遊びを楽しみたい時に、一度お試し下さい。



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