円形チップのつくりかた その1 [・手づくり講座]
制作ノートもようやく終わりました^^。
意外にも、たくさんのゲーム制作者にブログを見ていただいているようで、
いくつか質問をいただいております。
手作業でのボードゲームを制作に興味がある方が多いようですね。
コストを抑えながらも、自分の理想とするデザインを表現するには、
一番の近道かもしれません。
・・・大変だけど(笑)
『傾国-KEIKOKU-』では、円形チップとゲームボードの部材を
萬印堂さんから購入して制作しています。
部材自体を厚紙から切り出す選択もあるかもしれませんが、
正直おすすめしません。
部材自体がしっかりしていないと、仕上がりが格段に落ちます。
ましてや量産するとなると、個体差が著しく発生してしまうので、
きちんとしたものが用意できるなら、無理をしない方がいいでしょう。
今回は円形チップのつくりかたを紹介します。
『傾国-KEIKOKU-』の円形チップは
直径25mm、厚さ2mmの萬印堂製の白チップに、
レーザープリンターで出力したものを貼り込んでいます。
1回の出力でなるべくたくさんのチップが作れるように配置していますが、
切り取りすることも考えて、作業のしやすい間隔でレイアウトしています。
もともと印刷する予定だったので、トンボとドブがつけられています。
本来なら必要のない白い30mmの円形ラインは試行錯誤の結果、
作業の効率化を上げるためにレイアウトしたもの。
今回、切り抜くために円形カッターを使いますが、
円の中心点を決めるための透明のガイドを使用します。
このガイドのメモリが10mmごと(半径だと5mm)設定されており、
トンボだけでは25mmの中心点を決めづらいのです。
30mmの白いラインを入れることで、
格段にセンター位置をあわせやすくなりました。
また30mmなら多少カッターがずれても、
ラインが切り抜かれることはありませんね。
円形カッターの設定は、メモリの位置も見難く、
ちょっとしたことで切り抜く円の直径が変わってしまいます。
いきなり本番にのぞむではなく、何度かテストをして微調整する方がいいでしょう。
カッターの刃も取り付け角度などで微妙に円の直径が変わってきますので、
サイズが決まったらいじらないように注意しましょう。
センター位置が決まったら、指でヘッドを押さえながら透明ガイドを引き抜きます。
(これを忘れると大失敗になります^^)
引き抜く時にセンター位置がずれることがあるので、ここは慎重にやりましょう!
あとは外周部分をクルリと1回転させるだけで切り抜くことができます^^。
いかがでしょう?
ちゃんとセンターで切り抜けましたね。
簡単そうに見えますが、実は意外と難しく、
センターで切り抜けないこともあります。
多少のズレなら貼り込みの際に微調整も可能です。
今回切り抜いたものは25mm(写真中央)ですが、
『傾国-KEIKOKU-』では26mm〜26.5mm(写真右)のものを使用しています。
なぜなら萬印堂25mm白チップは、
厳密には25mmよりわずかに大きく、台形をしているからです。
断裁の関係でどうしてもこうなります。
25mmジャストで切り抜きをしてしまうと、ご覧のように貼り込んだ時に、
チップの白地が見えてしまうことがあります。
(この勅令チップはテストプレイ用のもので、製品版とは違います)
チップのデザインによっては、これでもOKな場合もあるとは思いますが、
個人的に気に入らなかったので、もうひと手間かけることとなりました。
今度は切り抜いたプリントを白チップに貼り込む作業となりますが、
それについてはまた次回!!
意外にも、たくさんのゲーム制作者にブログを見ていただいているようで、
いくつか質問をいただいております。
手作業でのボードゲームを制作に興味がある方が多いようですね。
コストを抑えながらも、自分の理想とするデザインを表現するには、
一番の近道かもしれません。
・・・大変だけど(笑)
『傾国-KEIKOKU-』では、円形チップとゲームボードの部材を
萬印堂さんから購入して制作しています。
部材自体を厚紙から切り出す選択もあるかもしれませんが、
正直おすすめしません。
部材自体がしっかりしていないと、仕上がりが格段に落ちます。
ましてや量産するとなると、個体差が著しく発生してしまうので、
きちんとしたものが用意できるなら、無理をしない方がいいでしょう。
今回は円形チップのつくりかたを紹介します。
『傾国-KEIKOKU-』の円形チップは
直径25mm、厚さ2mmの萬印堂製の白チップに、
レーザープリンターで出力したものを貼り込んでいます。
1回の出力でなるべくたくさんのチップが作れるように配置していますが、
切り取りすることも考えて、作業のしやすい間隔でレイアウトしています。
もともと印刷する予定だったので、トンボとドブがつけられています。
本来なら必要のない白い30mmの円形ラインは試行錯誤の結果、
作業の効率化を上げるためにレイアウトしたもの。
今回、切り抜くために円形カッターを使いますが、
円の中心点を決めるための透明のガイドを使用します。
このガイドのメモリが10mmごと(半径だと5mm)設定されており、
トンボだけでは25mmの中心点を決めづらいのです。
30mmの白いラインを入れることで、
格段にセンター位置をあわせやすくなりました。
また30mmなら多少カッターがずれても、
ラインが切り抜かれることはありませんね。
円形カッターの設定は、メモリの位置も見難く、
ちょっとしたことで切り抜く円の直径が変わってしまいます。
いきなり本番にのぞむではなく、何度かテストをして微調整する方がいいでしょう。
カッターの刃も取り付け角度などで微妙に円の直径が変わってきますので、
サイズが決まったらいじらないように注意しましょう。
センター位置が決まったら、指でヘッドを押さえながら透明ガイドを引き抜きます。
(これを忘れると大失敗になります^^)
引き抜く時にセンター位置がずれることがあるので、ここは慎重にやりましょう!
あとは外周部分をクルリと1回転させるだけで切り抜くことができます^^。
いかがでしょう?
ちゃんとセンターで切り抜けましたね。
簡単そうに見えますが、実は意外と難しく、
センターで切り抜けないこともあります。
多少のズレなら貼り込みの際に微調整も可能です。
今回切り抜いたものは25mm(写真中央)ですが、
『傾国-KEIKOKU-』では26mm〜26.5mm(写真右)のものを使用しています。
なぜなら萬印堂25mm白チップは、
厳密には25mmよりわずかに大きく、台形をしているからです。
断裁の関係でどうしてもこうなります。
25mmジャストで切り抜きをしてしまうと、ご覧のように貼り込んだ時に、
チップの白地が見えてしまうことがあります。
(この勅令チップはテストプレイ用のもので、製品版とは違います)
チップのデザインによっては、これでもOKな場合もあるとは思いますが、
個人的に気に入らなかったので、もうひと手間かけることとなりました。
今度は切り抜いたプリントを白チップに貼り込む作業となりますが、
それについてはまた次回!!
コメント 0